松倉城跡で歴史を感じよう
岐阜県高山市に位置する松倉城跡が、今年の3月に国史跡として正式に認定されました。この歴史的な瞬間を祝う特別イベントが、2025年9月14日に開催されることが決まりました。このイベントでは、戦国時代の雰囲気を存分に味わえる「戦国甲冑劇」や「火縄銃の発砲実演」といったプログラムが設けられ、参加者は戦国武将の迫力に触れることができます。
特別イベントの見どころ
イベントは、飛騨の里で行われ、次のプログラムが予定されています。
- - 武者行列 12:45~
- - 火縄銃演武 13:30~
- - 戦国甲冑劇 14:30~
- - 戦国武将との記念撮影 15:00~
これらのプログラムには、世代を問わず楽しめる要素がいっぱいです。特に、火縄銃の演武は貴重な体験となることでしょう。 参加者は実際に武将たちの演技を目の前で観覧し、まるで戦国の世にタイムスリップしたかのような気分を味わえるはずです。また、武者行列では友好の丘から飛騨の里まで巡行する姿を観ることができ、迫力満点のパフォーマンスに心を打たれることでしょう。
入場料金は大人700円、小・中学生200円と非常にリーズナブル。さらに高山市民は本人確認書類を提示すると無料となります。駐車場利用には別途300円が必要ですが、先着1,000名様には松倉城跡のオリジナルクリアファイルがプレゼントされる特典も用意されています。
松倉城の歴史に迫る
松倉城は戦国時代に三木自綱により築城されました。1585年には豊臣秀吉の命を受けた金森長近によって落城したと伝えられています。松倉城は高山市を一望できる標高860メートルの場所に位置し、堅固な石垣や曲輪が今日まで残り、戦国時代の城郭の姿が垣間見えます。また、土城から石の城、そして破城へと変遷を遂げた歴史を知るための重要な遺構が現存しており、2025年に国の史跡に指定されるのも納得できる貴重な場所となっています。
市民や観光客の方々にとって松倉城跡は、単なる観光スポットだけでなく、日本の歴史を深く体感できる貴重な遺跡です。この秋には、戦国時代の魅力を肌で感じ、松倉城の歴史に思いを馳せる良い機会です。ぜひ、家族や友人と一緒に参加してみてはいかがでしょうか。
イベントに関する問い合わせは高山市教育委員会文化財課まで。歴史とエンターテインメントが融合したこのイベントで、充実したひとときをお楽しみください。