新書『「強いAI」によるAIファーストの実現』の登場
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンが、2025年1月26日に新著『「強いAI」によるAIファーストの実現』を刊行する。この書籍は、著者である鹿子木宏明氏の豊富な経験を基に、AI技術のビジネスへの応用と、AIに対する新たな視点を提供する内容となっている。
AIがもたらすビジネス革新とは
最近のAIの進化に伴い、多くの企業がAIを活用したビジネス戦略を模索している。AI技術は、単なる効率化だけでなく、企業全体の戦略に組み込むことで、さらなる競争力を生み出すポテンシャルを持っている。本書では、AIを「強いAI」として位置付け、その波及効果を詳しく解説。特に、生物や人間の脳の機能を基にしたAI技術の進化を探求し、実業との統合に向けた新しい道筋を示す。
書籍の構成と重要ポイント
本書は、全6章から構成されている。
1.
人間の脳とAI:この章では、生物の進化過程や人間の脳の機能と、AIとの関係性に焦点を当てて、普段の業務でのAI活用の方向性を探る。
2.
高度な人間の脳とAI:さらに、人間の脳が持つ高度な機能と、それをAI技術が模倣できる可能性を示唆。
3.
AIファーストカンパニーと実現のアプローチ:注目すべきは、欧米の企業が推進する「AIファースト」という壮大なビジョンと具体的なアプローチが紹介され、これからの戦略の立案に役立つ情報が満載。
4.
強いAIの2つの候補:ここでは、「AIファースト」を実現するための2つの強いAIが紹介され、それに必要な技術や実例を解説。
5.
強いAIと人間の脳:第4章で述べた2つの強いAIの技術的な違いやAI活用における重要要件を論じる。
6.
強いAIによるAIファーストを目指して:最後の章では、AIファースト実現のために必要不可欠な要素を総括し、未来への道筋を描く。
誰におすすめ?
この書籍は、少子高齢化による人材不足が深刻な日本において、製造業の経営者やDX(デジタルトランスフォーメーション)担当者に特に推奨されている。また、新たなビジネスフレームワークを求める企業の担当者や、汎用性のあるAI技術に興味を持つ人々、さらにはAI研究者や学生にも役立つ内容が詰まった一冊だ。
著者について
鹿子木宏明氏は、東京大学大学院で博士(理学)を取得後、マイクロソフトや横河電機での経験を活かし、AI技術の実用化に取り組んできた。特に、強化学習に関連する開発者として名を馳せ、2022年に横河デジタル株式会社の代表取締役社長に就任。
書籍の詳細
- - 書名:『「強いAI」によるAIファーストの実現』
- - 発売日:2025年1月26日(オンラインストアでは1月24日から先行発売)
- - 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- - 仕様:B6判/264ページ
- - ISBN:978-4-910286-50-1
- - 定価:1980円(税込)
新たなAIの世界を探求するための必読書となること間違いなしのこの一冊を、ぜひ手に取ってみてほしい。