2027年卒業予定学生の内定状況と企業の採用スケジュールの変化
2026年2月、学生向け新卒オファー型就活サービス「OfferBox」を運営する株式会社i-plugは、2027年卒業予定の学生に対し就職活動の状況を調査しました。本記事では、その詳細な結果をお伝えし、内定保有率や企業の内定出しスケジュールの変動について考察します。
内定保有率の現状
調査によると、2027卒業予定の学生の約95.7%が現在就職活動を行っており、その内の約4人に1人がすでに内定を獲得しているという状況です。また、内定を持っている学生の約40%は、2026年1月に初めて内定を得たことがわかりました。
これは、内定を得る時期が急速に前倒しされていることを示しています。企業側も、内定出しのピークが春先(2月から5月)に集中するとの見通しを示しています。
内定出しスケジュールの状況
企業においては、内定出しのスケジュールが早まる一方で、例年通りのペースを保つ企業も存在し、二分化されていることが明らかになりました。約4割の企業が内定を通常より早める考えを示しているものの、半数近くは「例年通り」との回答でした。このことから、採用戦略が企業ごとに異なることが分かります。
学生の就活状況
現在最も選考が進んでいる企業は、「選考過程」という回答が最多で、次に「エントリー準備中」と続きます。特に内定承諾を得ている学生は5.3%、内定通知を受け取った学生は19.6%という状況です。こうした数値からも就活生の内定獲得活動が活発であることが伺えます。
企業の採用計画
企業の27卒に対する内定出しの計画については、「2026年2月〜5月」とするところが26.3%で最多でした。これに対し、22.8%の企業が「2025年12月〜2026年1月」を予定しています。
28卒に関しては、46.1%が「例年通り」を維持すると回答しており、大半の企業は現在の計画を継続する意向を示しています。
まとめ
2027年卒業予定の学生の内定率は増加傾向にあり、企業の内定出し時期にも変化が見られます。これからの就職活動を考える上で、学生はより早期から活動を開始し、企業側も柔軟な対応が求められることが予想されます。今後の動きに注目が集まる中、各学生が自自身の進路を開くための重要な時期が続きます。