DNPとオラクルのAI
2026-03-23 14:26:39

大日本印刷とオラクルが手がけるAI生成ソリューションの新たな展開

大日本印刷とオラクルが手がける新たなAIソリューション



大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、2023年3月23日に日本オラクル株式会社(以下、オラクル)との共同により、生成AIを利用した新しいソリューションの提供を開始します。これは、DNPが独自に開発した「DNPドキュメント構造化AIサービス」とオラクルの自律型AIデータベース「Oracle Autonomous AI Database」を組み合わせたもので、製造業の現場におけるさまざまな課題を解決し、業務効率を向上させることを目指しています。

ソリューションの背景



近年、日本の生成AI市場は急速に拡大し、2030年には1兆円を超えると予測されています。特に製造業においては、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が求められており、AIの 활용が新たな焦点となっています。しかし、多くの企業では依然として社内文書がPDFや紙の形で保管されており、必要な情報を迅速に検索して活用することが難しいという問題があります。また、最新の業務データも基幹システムに分散して管理されており、生成AIを有効に活用できていないという現状があります。このような状況に対処するため、DNPは新たなソリューションを開発しました。

DNPドキュメント構造化AIサービス



このソリューションの根幹をなす「DNPドキュメント構造化AIサービス」は、複雑な社内文書をAIが扱いやすい形式に変換する機能を持っています。これにより、社内文書の情報を整備し、最新の業務データと統合することが可能となります。これが、現場での情報確認や問い合わせに迅速に対応できるようにする核心的な要素となります。

主な特長



1. 統合検索による迅速な情報提供



新しいソリューションでは、社内文書とリアルタイムの業務データを同時に検索することができ、問い合わせに対する回答として提供することが可能です。具体的には、過去のドキュメントをAIが理解しやすい形式に整える「ベクトル検索」と、最新の在庫情報や設備状態を正確に取得する「SQL検索」を組み合わせています。これにより、例えば「エラーAの対応方法は?」という問いに対し、過去の保全記録と在庫情報を引き出し、スムーズに回答することができます。

2. クラウド基盤による運用の柔軟性



本ソリューションは、オラクルのクラウド基盤である「Oracle Cloud Infrastructure」を活用しており、企業は短期間での導入が可能です。また、セキュリティや運用の安定性を維持しながら、AIの活用を継続的に拡張していくことができます。

具体的な展望



DNPは、オラクルとの連携を通じて、製造業での事例を皮切りに、熟練工のノウハウの共有や業務データの統合活用を推進していきます。これにより、業務の見直しから価値実証、運用へと段階的に発展させ、社内文書に基づく業務判断が求められる金融機関や自治体などにも展開していく予定です。

まとめ



DNPの新しい生成AIソリューションは、生成AIとデータベースの融合によって、企業の情報活用を革新し、業務効率の向上を図ります。2030年度には、人材やマニュアルを超えた新たな価値を生み出すことを目指し、AIエージェントが業務を支える未来を切り開くことを期待しています。こうした進化は、企業の競争力を高めるための大きな一歩となるでしょう。


画像1

会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 生成AI オラクル 大日本印刷

Wiki3: 生成AI オラクル 大日本印刷

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。