トニー・リナウド来日
2024-09-12 12:19:49

COP29前に緊急来日する「森をつくる人」トニー・リナウドの活動とは?

COP29前に緊急来日!トニー・リナウドの活動



国連の気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)が今秋、アゼルバイジャンで開催されることが決定し、その前に「森をつくる人」として広く知られるトニー・リナウドが緊急来日します。リナウドさんは、オーストラリアの国際NGOワールド・ビジョンで気候変動対策主任アドバイザーを務め、特に森林再生の分野で数多くの貢献を果たしてきた人物です。

彼は1980年代にアフリカのニジェールで植林活動に従事し、その過程で「地下に広がる森」を発見しました。この活動では住民の主体性が大切にされ、自然の再生力を利用して600万ヘクタールもの森林が再生されました。このアプローチにより、ニジェール政府から受勲した実績もあります。リナウドの手法は、今や世界26カ国に広がり、多くの地域で採用されています。

イベントの概要



来日は10月10日(木)と11日(金)の2日間で、東京都中野区の中野坂上ハーモニーホールで行われるイベントにて彼の活動が紹介されます。10日には映画『The Forest Maker』の上映とトークイベントが開催され、リナウドと映画コメンテーターのLiLiCoが登壇します。上映後に行われるトークセッションでは、リナウドの体験や気候変動への取り組みが語られます。

11日にはシンポジウムが行われ、これは気候変動が開発途上国の人々に与える影響についてのもので、NGO、JICA、民間企業の取り組みが紹介されます。このシンポジウムでは、リナウドの基調講演をはじめ、様々な視点からの議論が行われる予定です。参加は無料ですが、事前申し込みが必要です。

気候変動とその影響



最近では「地球沸騰化時代」が到来したと言われており、来る2024年の夏には例年になく酷暑が予想されています。特に気候変動の影響を受けやすいのは、途上国の脆弱な立場にある子どもたちです。彼らの未来と地球環境を守るために、どのような行動を取るべきか、一緒に考える機会となることでしょう。

トニー・リナウドに関するさまざまな賞



リナウドはその功績により2018年にはライト・ライブリフッド賞を受賞し、さらに世界未来評議会からアグロエコロジー賞、2019年にはオーストラリア勲章を受章しました。彼の活動は国連環境計画からも注目されており、自然の回復に向けた重要な役割を果たすとされています。

参加方法



今イベントへの参加を希望される方は、内容を確認の上、事前申し込みをお忘れなく。詳細な情報や申し込みについては、ワールド・ビジョン・ジャパンの公式ウェブサイトをチェックしてください。トニー・リナウドの豊富な経験や見識を直接聞くことができる貴重な機会です。地球と子どもたちの未来のために、あなたもこの活動に参加しませんか?


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
住所
東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー3F
電話番号
03-5334-5350

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