三菱地所とJGコーポレーションが協業、スマートホームの新時代を切り開く

三菱地所とJGコーポレーションが「HOMETACT」で協業

2023年、三菱地所株式会社と株式会社JGコーポレーションは、スマートホーム事業「HOMETACT」において戦略的パートナーシップ契約を結びました。この契約は、両社がそれぞれの強みを生かし、新たな価値を創出することを目的としています。

パートナーシップの目的と期待

三菱地所は、総合デベロッパーとしての豊富な経験と知見を有し、住まいに関する様々なサービスを展開しています。一方、JGコーポレーションは、AIやIoTといった最先端技術を駆使した開発に注力しており、スマートホーム関連の技術面での専門性を持っています。両社の協力によって、スマートホームサービス「HOMETACT」はさらに進化していくことが期待されています。

HOMETACTの革新

「HOMETACT」は、専用アプリやスマートスピーカーを通じて、スマートロックや照明、エアコンなどのIoT機器を一元管理できる総合スマートホームサービスです。2021年にサービスを開始以来、多くの物件で導入され、利用者に新しい体験を提供してきました。現在、HOMETACTは20社以上のメーカーとの連携が進んでおり、今後も強化されていくでしょう。

パートナーシップによって、両社は入居者の利便性や満足度を高め、不動産オーナーにとっての物件価値を向上させるための様々な取り組みを行う予定です。また、IoT機器や住設機器とのさらなる連携を進め、プラットフォームの発展と安定した運用を目指します。

共同研究と未来展望

このパートナーシップには、各社が持つ技術と知見を融合させた共同研究や開発が含まれています。AI、IoT、センシング技術を駆使し、未来のスマートホームに関する新しいアプローチを模索するとともに、新たなソリューションの開発にも取り組んでいく方針です。

三菱地所住宅業務企画部の橘嘉宏氏は、「JGコーポレーションとの連携により、今後の事業成長やサービス向上が大きく前進する」と強調しています。一方、JGコーポレーションの菊池道夫氏も、「この契約締結により、より快適で持続可能なスマートホームサービスを提供していく」と述べ、両社の意気込みを示しています。

HOMETACTの受賞歴

「HOMETACT」は、2023年に「次世代のスマート社会」をテーマにしたICTに関する優れた取り組みを表彰するMM総研大賞で、スマートホーム分野の最優秀賞を受賞しました。この受賞は、両社の取り組みが高く評価されていることを示しています。

今後の展開

今後、三菱地所とJGコーポレーションは、具体的な協業内容について更なる協議を進め、両社の連携がもたらす新たな価値提供を加速させていく考えです。これにより、スマートライフの実現に向けた取り組みはますます重要性を増していくでしょう。両社の協業によって私たちの住環境がどのように変化していくのか、今後の展開から目が離せません。

「HOMETACT」の詳細は、公式サイトをご覧ください。