Chorus Call AsiaがIR支援を強化
Chorus Call Asia(CCA)は、2022年5月2日にイー・アソシエイツ株式会社(eA社)の買収を発表しました。これにより、eA社はCCAの100%子会社となり、代表取締役社長の近藤忠雄が新社長に就任しました。eA社の前社長は会長に就任し、今後の経営においても重要な役割を果たします。
この買収により实现されるのは、IR(Investor Relations)業界において両社が持つ強みの融合です。eA社は、特に年間約2,200件のIR説明会を扱う実績があり、オンラインおよびオンサイトイベントのリモート配信に特化したエキスパート企業として知られています。これにより、企業の投資家向けコミュニケーションを一層強化することが可能になります。
CCAは、eA社の持つ専門知識や顧客基盤を活用し、ミッションクリティカルなイベントの運営において、より強力な体制を構築することを目指しています。特に、IR活動は企業が上場維持するためにますます重要となっており、情報発信の多様性が求められています。これからの上場企業においては、株主との対話、投資家への情報開示、特に個人株主とのエンゲージメントが不可欠です。
IR2.0時代の到来
2022年4月からの東京証券取引所の再編により、日本のIR市場は新たなスタートを切ります。IR2.0時代では、企業に求められるIR活動が変化し、株主とのコミュニケーションの質が重要視されるようになりました。これに伴い、CCAとeA社が統合することで、両社の強みを活かした圧倒的なサポート体制が整います。
具体的には、会場開催とオンライン配信を統合したハイブリッド型のIRイベントへの対応や、最適な配信ツールの提供が求められています。このような時代において、一般的なツールの単体提供では対応できないため、包括的なイベント運営の受託が必要となっています。
あらゆるニーズに応える体制
買収により、CCAとeA社は国内で唯一の垂直統合型IR支援会社として、お客様のニーズに応える体制を強化します。IRイベントやバーチャル株主総会といった重要なイベントの運営を支え、迅速かつ正確に顧客の課題解決に取り組むことで、健全で活力あるマーケットの形成に寄与します。
企業情報
- 所在地: 東京都中央区晴海
- 代表者: 近藤忠雄
- 創立: 2013年4月1日
- 資本金: 2億円
- 主要株主: Chorus Call Inc. 51%、株式会社日立ハイテク 49%
- 事業内容: ビデオ会議、ウェブ会議、配信サービスなど
- URL:
Chorus Call Asia
- 所在地: 東京千代田区一番町
- 代表者: 椎名照雄
- 創立: 2000年3月1日
- 資本金: 1億円
- 事業内容: IRイベント支援、株主総会支援など
- URL:
イー・アソシエイツ