サンワカンパニー、森林由来J-クレジットでカーボンオフセット開始!
住宅設備機器と建築資材のインターネット通信販売を行うサンワカンパニー(所在地:大阪市)は、温室効果ガス排出量削減に向けた取り組みとして、森林由来のJ-クレジットの購入を開始しました。
今回、サンワカンパニーは、大分県にある田島山業株式会社から、国が認証する「J-クレジット制度」に基づく森林由来のJ-クレジットを購入しました。このJ-クレジットは、サンワカンパニーの事業活動で発生する温室効果ガス排出量を相殺することを目的としています。
サンワカンパニーは、2024年10月からの3年間を「飛躍期」と位置づけ、事業拡大による温室効果ガス排出量の増加を見込んでいます。このため、早期からカーボンオフセットに取り組むことで、排出量を実質ゼロに抑えながら成長を目指す考えです。
約10年分の排出量を相殺、持続可能な社会へ貢献
サンワカンパニーが年間排出する温室効果ガス量は約181t-CO2と、現状ではそれほど多くありません。しかし、今後の事業拡大を見据え、早期から実質排出量ゼロを実現するために、今回のJ-クレジット購入を決断しました。購入したのは、約10年分に相当する2,000t-CO2の温室効果ガスを吸収できる広さの森林を持つ田島山業株式会社のJ-クレジットです。
サンワカンパニーは、「くらしを楽しく、美しく。」を経営理念に掲げ、人々の生活に関わる事業を行っています。同社は、今回の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく決意を示しました。
田島山業株式会社:歴史ある林業で森を守り、未来へつなぐ
田島山業株式会社は、大分県日田市中津江村の鯛生という地域に拠点を置き、鎌倉時代から続く歴史ある林業企業です。現在では、約1,200ha(東京ドーム約255個分)の広大な森林を所有・管理しており、地域社会の森林保全に大きく貢献しています。
J-クレジット制度:温室効果ガス排出削減を促進する制度
J-クレジット制度は、省エネルギー設備の導入や森林経営などの取り組みによる、温室効果ガス排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。
サンワカンパニーが今回導入したのは、森林由来のJ-クレジットです。樹木の成長によるCO2吸収によって、今後10年間の自社排出分を相殺し、地球温暖化対策に貢献していきます。
サステナビリティへの取り組みを強化
サンワカンパニーは、「日々の事業活動の中で責任ある行動をとり、経営理念、長期ビジョンを実現する過程で、持続可能な社会への貢献を果たしていく」というサステナビリティ方針を掲げています。今回のJ-クレジット購入は、その方針に基づいた取り組みの一つです。
サンワカンパニーは、今後もサステナビリティに関する取り組みを強化し、環境負荷の低減と社会への貢献を積極的に推進していきます。