経営支援クラウド『bixid(ビサイド)』の会計ソフト利用状況調査2025年
株式会社YKプランニングは、2025年7月に経営支援クラウドサービス『bixid(ビサイド)』の登録事業者を対象とした会計ソフト利用状況に関する調査を実施しました。調査は全国の26,245事業者を対象に行われ、多様な会計ソフトの利用状況が明らかになりました。
調査内容と目的
この調査の主な目的は、どの会計ソフトを利用しているのか、またその業種や都道府県別の傾向を把握することにあります。『bixid』は、様々な会計ソフトを標準化し、中小企業の経営支援を目的としたサービスを提供しており、利用者のニーズを確認することでさらに良いサービス提供に繋げることを目指しています。
会計ソフトの利用状況
調査結果によると、『bixid』内で最も利用されている会計ソフトメーカーは弥生株式会社で、ユーザーシェアは23.5%と健闘しています。弥生は前年比で若干の減少をみせましたが、引き続きトップを維持しています。次いで、フリー株式会社が20.7%で急成長を遂げており、これからのさらなる成長が期待されます。
その他の上位ソフトは、マネーフォワードが15.6%、ミロク情報サービスが10.6%、日本デジタル研究所(JDL)が5.8%と続いています。こうした上位5社で全体の約75%を占めていることが分かりました。
多様な会計ソフトの利用状況
調査では、全体で37の会計ソフトメーカー、合わせて74種類の会計ソフトが使用されていることが明らかになりました。特に、フリー株式会社が初めて20%台を記録したことは業界における顕著な成長を示しています。昨今の成長は他ソフトとのAPI連携の推進も背景にあり、データ利用の幅広がりを感じる結果になりました。
利用業種の傾向
業種別に見ると、最も多く利用されているのは『建設業』で12.8%を占め、昨年とほぼ変わらず安定した支持を得ています。次いで専門・技術サービス業が11.0%、医療福祉が10.4%、その他サービス業が9.9%、製造業が9.3%、小売業が8.0%という結果でした。これらの業種が合計で『bixid』ユーザーの約60%のシェアを占めていることが分かりました。
県別利用状況
都道府県別のユーザー割合では、東京都が18.9%で第1位を占めています。その後、愛知県が11.3%で続き、特に愛知県の利用者比率は顕著でした。これは、愛知県における企業数に対して『bixid』の利用が相対的に多いことを示しており、今後もこの地域での支持を期待できる要素となるでしょう。さらに神奈川県が6.9%、大阪府6.3%、福岡県が5.6%と続き、主要地域でのシェアは約50%に達します。
今後の展望
『bixid(ビサイド)』は、中小企業経営者が資金繰りの悩みから解放され、本業に集中できるよう進化を続けます。今後も地域や業種に関わらず、より多くの経営者のサポートができるよう努めてまいります。興味のある方は是非『bixid』のサイトに訪れてみてください。
『bixid(ビサイド)』公式サイト
会社情報
株式会社YKプランニングは1986年に設立された企業で、山口県防府市に本社を構えています。私たちは「独りぼっち経営者を0に」とのミッションを掲げ、中小企業の経営を支援すると共に、未来を共に描くパートナーであり続けることを目指しています。