SmartHRが新機能「データ連携」を導入
株式会社SmartHRは、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を使用している企業向けに、PCAクラウド給与とのデータ連携機能を新たに提供開始しました。この取り組みで、これまでの手作業によるデータ処理を大幅に効率化し、業務の負担軽減やヒューマンエラーの防止につながります。
従来の連携方法からの脱却
従来、SmartHRで蓄積された従業員データをPCAクラウド給与に連携させるためには、CSV形式でデータを出力し手動でアップロードする必要がありました。この際、異なるデータフォーマットに対応するためにデータを加工する作業が必要で、多くの人事・労務担当者にとって苦痛の種でした。この手動作業はエラーのリスクも伴い、特に個人情報を扱うため慎重なチェックが求められるため、業務負担は増加するばかりでした。
新たな流れ:API連携の導入
今回の「データ連携」機能により、SmartHR上からわずか数クリックでPCAクラウド給与とのAPI連携が実現できるようになりました。これによって、従業員データを簡単に別のサービスに連携させることが可能になります。面倒なデータ加工や手間を省き、ヒューマンエラーのリスクを軽減するこの新機能は、特に不安定な環境下で働く企業にとって大きな助けとなるでしょう。
ユーザーからの要望に応える形での機能開発
実際にSmartHRを利用する企業から、より効率的に外部サービスとのデータ連携を行いたいという要望が多く寄せられていました。このニーズを反映する形で、SmartHRは2024年6月から「データ連携」機能の提供を開始しました。この機能を利用することで、ユーザーは従業員データを任意のタイミングで外部サービスに連携できます。
企業の生産性向上に寄与
さらに、SmartHRは労務管理に関して6年連続でシェアNo.1に輝いているクラウド人事労務ソフトです。採用情報から年末調整に至るまで、様々な手続きをペーパーレスで行い、データとして蓄積することが可能です。このデータを活用して人事評価やスキル管理など、タレントマネジメントに資する機能も充実しており、これにより企業の組織活性化や生産性向上を支援しています。
今後の展望
今後もSmartHRは「データ連携」を活用し、さまざまな外部サービスとの接続を順次拡充していく方針です。これによって、ユーザーにとっての利便性をさらに向上させていくことでしょう。全ての人が働きやすい環境を作るため、SmartHRはさらなる機能の充実を図り、より多くの企業へとその可能性を広げていくことでしょう。
会社情報
株式会社SmartHRは、2013年に設立され、東京都港区に本社を構えています。代表取締役は芹澤雅人氏。クラウド人事労務ソフトの企画・開発・運営を行い、企業の生産性向上に寄与しています。
公式サイトでは、SmartHRに関する詳細情報やサポートが提供されており、企業の人事生産性を高めるための豊富なリソースが整っています。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。