AWLF Kyoto Conference 2025とは
2025年9月26日、ユネスコ世界遺産に登録されている京都・仁和寺において、「AWLF Kyoto Conference 2025」が開催されます。この会議は、一般社団法人 Asia Women Leaders Forum(AWLF)の主催によるもので、アジア女性のエンパワーメントを通じた持続可能で包摂的な社会インパクト・エコシステムの構築をテーマにしています。
会議の目的と背景
世界人口は2050年までに98億人に達すると予想されており、それに伴い資源の制約や環境問題、社会的格差が深刻化しています。特にアジア地域では、女性の就業機会や発言権が制限されている場合が多く、そのため、女性の能力を社会で最大限に活かすことは、さらなる発展と持続可能性を確保する上で重要です。この会議を通じて、アジア各国の政治、経済、教育、文化分野のリーダーたちが一堂に会し、女性の潜在力を引き出すための具体的な戦略を議論します。
プログラムの概要
この会議は、以下の内容で構成されます:
オープニング
会議は、AWLFの代表理事である佐々木亜依氏による講演「One Team, One Asia — A Beautiful Asia 1000 Years From Now」で幕を開けます。このセッションでは、次世代に向けたアジアの未来ビジョンが示されます。
基調講演とゲストスピーチ
会議には、アジア各国の著名なスピーカーが参加します。インド・ジャパンファウンデーションの創設者であるVibhav Kant Upadhyay氏や、Save Elephant Foundationの創設者であるSaengduean “Lek” Chailert氏、そして、世界銀行IFCの元ディレクターであり三菱商事の元役員である竹内純雄氏など、多彩なバックグラウンドを持つリーダーからの知見が得られます。
セッション
会議中のセッションでは、みくのいちたみ氏による新たなライフスタイル経済システムの提案や、新田拓真氏による社会インパクトファンド「おすそわけファンド」についての発表があります。また、参加者全員が「3E(Economic, Education, Environment)」を基にした社会システムについてのグループ討議を行い、政策提言をまとめます。
文化体験と交流プログラム
参加者は、日本の伝統芸能を楽しむこともできます。能楽や歌舞伎、日本民謡の踊りを体験できるほか、仁和寺の非公開エリアの特別ガイドツアーが企画されています。夜には、ガラディナーが行われ、元内閣特命担当大臣の城内実氏など多くの影響力ある人物が参加予定です。
クロージング
会議の最後には、会の成果を生かし、2026年にバンコクで開催される「AWLF United Nations Summit」に向けた国際協力の強化を呼びかけるセッションが行われます。
今後の展望
AWLF Kyoto Conference 2025で得られた成果は、次回の国連サミットに向けた政策提言や実践モデルとして寄与される見込みです。アジア女性の地位向上とリーダーシップの強化を目指すAWLFの取り組みが、今後も注目される中、持続可能な社会の構築へ向けて第一歩を踏み出す機会となります。
お問い合わせ先
詳細については、アジア女性リーダーズフォーラム(AWLF)の広報ディレクターである石川までお問い合わせください。さらに、メディア取材に関する質問は運営PRパートナーのアマテラスワールドにお問い合わせいただければ幸いです。
公式ウェブサイト:
https://awlf.or.jp/