夢を発信する株式会社自分楽の新たな取り組み
超高齢社会が進む日本。株式会社自分楽は、これに対応する形で「60歳新入社員研修」を開発しました。この取り組みは、働きがいや生きがいを求めるシニア世代に新たな希望を提供することを目的としています。2025年4月から全国の企業で実施され、既に多くの参加者から好評を得ています。
この研修は、同社が22年以上にわたって研究してきた「ジェロントロジー」、つまり老年学と加齢学を基にしています。代表取締役の﨑山みゆき氏は、定年や人生折り返しという概念をなくすことを目指してきました。その理由は、高齢者が働きがいを感じ、充実した人生を送れる社会の実現を望んでいるからです。
研修内容
「60歳新入社員研修」は、座学だけでなく、実践的な内容を含んでいます。受講者は、山梨県森林セラピー協会の協力のもと、ログハウスでのワークショップを通じて新しい発見をします。以下のような内容で構成されています。
1.
午前の部:座学とワークショップを通じて自分の知識や経験を活かす方法を学びます。
2.
お昼の部:地産弁当を楽しみながら、他の受講者と交流します。
3.
午後の部:森林セラピーを体験し、自然の中で感性を磨きます。風の音を聞いたり、森のクルミを割って食べることで五感が研ぎ澄まされます。
受講後には、桜の花をモチーフにした胸章が贈られ、春の温かさを象徴する夢の証が手元に残ります。この胸章は、石川県ものづくり協会の協力によって製造され、地域産業復興の一助ともなります。
企業や参加者の反響
この研修を推奨しているのは日本経済団体連合会(経団連)や経済同友会、日本商工会議所の会頭たちです。彼らは、参加者から「もう一花咲かせたいと感じた」との声を多く聞いており、企業全体がこの研修を導入しています。
株式会社自分楽の取り組みは、定年を迎えたシニア世代が新たにチャレンジを楽しむことができる社会を目指すものです。このような視点で、会社全体を未来志向に変えることを図っています。
今後の展望
さらに、株式会社自分楽は社内研修を行うためのインストラクター養成プログラムを開始する予定です。また、受講者同士のコミュニティ「60歳新入社員クラブ」を結成し、2026年4月にはメタバースでの交流会や遠足を通して、参加者のネットワークを広げていく計画です。参加者やその家族からプロボノとして運営委員を募集し、地域社会との結びつきを強化していく意向です。
この取り組みは、PR TIMESが運営する「April Dream」プロジェクトにも関連しており、4月1日に夢を発信することでさらなる実現を目指します。株式会社自分楽は、各企業との連携を強化し、高齢者が抱く夢の実現に向けて全力を尽くしています。
夢を発信する日に賛同し、今後も高齢者支援のための研修を推進していくことを誓う、株式会社自分楽の取り組みにご注目ください。