岡山大学法科大学院が開催する労務管理研修のご案内とその意義

岡山大学法科大学院の労務管理研修について

岡山大学法科大学院は、2024年11月と12月にかけて「令和6年度法務担当者養成テーマ別研修」を実施します。この研修は、現代の企業環境において必須とされる労務管理の専門知識を提供することを目的としており、対象者は法務担当者や人事労務のプロフェッショナルです。

研修の概要

この研修シリーズは全3回にわたり、参加者が即実践可能なスキルを身につけることを狙いとしています。研修では、以下のテーマが扱われます。

- 第1回（11月18日）：日常の労務管理について - 労働時間や賃金に関する実務を中心に学びます。
- 第2回（12月5日）：入社や退職に関する労務管理のノウハウを議論します。
- 第3回（12月23日）：その他の労務管理に必要な知識を深めるためのコンテンツが用意されています。

各回のプログラムには講義に加え、グループワークを通じた事例検討が組み込まれており、参加者は他の参加者と知識を共有しながら学ぶことができます。このような実践的なアプローチは、理論だけでなく実務への直結を重視したものであり、法務担当者が日常業務に役立つ情報を得られる貴重な機会となるでしょう。

講師の紹介

研修の講師を務めるのは、医療法人医誠会の法務部長である竹本昌史氏です。竹本氏は、長年にわたり労務管理や契約の基礎に関する教育を行っており、実務経験と理論の両面から受講者に対して貴重な知見を提供してくれることでしょう。

受講の詳細

研修は岡山大学創立五十周年記念館金光ホールにて行われ、各回の受講時間は13:00から17:00までとなっています。受講料は60,000円（税込）で、定員は25名です。申し込みは専用のメールまたはFAXを通じて行うことができます。

受講にあたっては、複数回参加した方には認定証が授与されるなど、学びを深めるための制度も整っています。代理出席も可能ですが、主たる出席者による申込が求められます。

岡山大学法科大学院では、地域社会の法的ニーズに応えるための継続教育にも力を入れており、この研修もまた地域貢献の一環として位置づけられています。地域での法務部門の重要性が高まる中、労務管理の専門知識は多くの企業にとって欠かせない要素となっています。