電気通信事業の新たな接続政策に関する審議会が開催されます
総務省が進める接続政策の新たな方向性とは
総務省の情報通信審議会は、2025年11月13日に第75回接続政策委員会をオンラインで開催します。この会議では、電気通信事業における接続政策が取り上げられ、特に接続料算定における長期増分費用(LRIC)方式や音声接続料に関連するビル&キープ方式などが議題として検討されます。
接続料算定の見直し
近年、電気通信業界では通信料金の透明性が求められています。そのため、接続料算定におけるLRIC方式の適用見直しが重要な課題として挙げられています。この方式は、通信事業者が接続サービスを提供する際に必要とされる長期の増分的費用を基に算出されます。
審議会では、今後の通信市場を見据えた費用計算の合理性や公平性を考慮し、現行の接続料算定方式が適切であるかどうかを判断します。この見直しが実現すれば、通信料金の引き下げや新サービスの奨励につながる可能性があります。
音声接続料の考察
次に議論されるのは、音声接続料に係るビル&キープ方式の原則化です。このアプローチは、通信事業者が音声通話につながる資源を確保することを目的としています。この原則が導入されれば、音声通話サービスの質が向上し、料金体系の明確化が図られることが期待されます。
メタル縮退と設備費の配賦
また、メタル縮退を踏まえた電柱等や土木設備に関する費用配賦の在り方についても議論が行われます。この問題は、通信インフラの老朽化や新技術への転換が進む中で、費用の適切な配分を求める声が高まっているため、重要なテーマとなっています。賢明な設備投資を促すためには、透明性と公平性のある費用負担が必須です。
傍聴方法と注意点
本会合に参加希望の方は、事前に傍聴登録フォームから申し込む必要があります。傍聴にあたっての注意事項もあり、静粛を守ることや録音を禁止するなどのルールがあります。また、多数の申し込みがあった場合は、参加者に制限がかかることもありますので留意が必要です。傍聴希望者は、期限内にしっかりと登録を行うことが大切です。
まとめ
今回の接続政策委員会は、今後の電気通信業界の方向性を決定づける重要な場となります。新たな接続料算定方式や音声接続の原則化が実現すれば、ユーザーにとっても喜ばしい結果が期待できます。最新状況を注視しながら、業界関係者からの意見も大いに反映されることを期待したいところです。総務省の公式情報から、今後の動向をしっかりとウォッチしていきましょう。