新しいロボットシステム
2019-09-11 14:00:43

OnRobotが発表した新しいロボットシステムで自動化を簡素化、導入が迅速に

OnRobotが提供する新たなワン システム・ソリューション



デンマークのオーデンセに本社を構えるロボット向けエンドオブ・アーム・ツーリング(EoAT)のリーダーであるOnRobotが、最新の「ワン システム・ソリューション」を発表しました。この革新的なシステムは、ロボット互換性を飛躍的に向上させ、自動化のプロセスをシンプルにすることを目的としています。

自動化の簡素化と迅速な導入



OnRobotのCEO、Enrico Krog Iversen氏は、ユーザーのニーズに応えるための新しいシステムの特長として、単一のロボット・システムを使用し、プログラミングやトレーニングも一元化されたプラットフォームを設計した点を挙げています。これにより、ユーザーはさまざまなツールや協働ロボットを利用する際の可能性が広がります。特に、導入のスピードが向上し、結果としてコスト削減や自動化のメリットを早期に享受することができる点が大きな利点と言えるでしょう。

統合型インターフェースによる利便性向上



新たに導入されたワン システム・ソリューションでは、統合型のメカニカルおよび通信インターフェースが採用されています。このインターフェースにより、特にQuick Changerを利用したツール交換が容易になり、ケーブルを切り離す必要がなくなります。これによって、ユーザーはあらゆるロボットのプラットフォームを簡単に活用できるようになるのです。

ユーザーエクスペリエンスの改善



OnRobotの新機能により、特にユニバーサルロボットの製品に向けては、統合型URCapを提供することで異なるツールが一つのプログラムで同時に機能するようになります。このように、複数のツールの活用が可能になることで、ロボットの稼働効率も大幅に向上します。さらに、全製品にはフィールドバス・プロトコルを利用した通信プラットフォームが備わっており、ユーザーは簡単にプログラミングが行えるでしょう。

デジタルI/Oでの新しい可能性



新しいOnRobotのワン システムには、デジタルI/Oを通じて接続できるOnRobot WebLogicインターフェースも含まれています。このインターフェースを通じて、製造業界の様々なニーズに対応したロボットプログラムの作成が容易になり、ユーザーは快適にロボットを活用していけるでしょう。

変化する市場ニーズに応える製品群



OnRobotは、常に進化する市場に対応するためEoATの技術を見直しています。最近では、RG2およびRG6グリッパーが刷新され、強度や感度が向上しました。これに伴い、これらの製品には新たにTÜV認定の安全ガードも標準装備され、より安全かつ高機能な製品へと生まれ変わったのです。

OnRobotは、今後もさらなる製品開発を通じて、製造業の自動化を支援するための取り組みを続けていく方針です。この新しいワン システム・ソリューションが、未来の自動化にどのような影響を与えるのか、非常に楽しみです。詳細な製品情報は公式ウェブサイトにてご確認ください。

会社情報

会社名
OnRobot A/S
住所
Teglvaerksvej 47H, 5220 Odense, Denmark
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 自動化 ロボット OnRobot

Wiki3: 自動化 ロボット OnRobot

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。