営業DXサービス「Sansan」がAI機能を初導入、商談効率化を実現

営業DXサービス「Sansan」の新機能が登場

Sansan株式会社は、営業活動を支援するDXサービス「Sansan」にAI機能を加えたアプリ版の提供を発表しました。これにより、ユーザーはスマートフォンから新たな機能を活用でき、商談の効率を大幅に向上させることが可能となります。

「Sansan Labs」の特徴

「Sansan Labs」では、革新的な技術を駆使し、営業の未来を体験可能にするための実験的機能を提供しています。今回、新たに実装されたのは「AI人物プロフィール」と「訪問ルートメーカー」という2つの機能です。

AI人物プロフィール

この機能は、商談相手の企業名と氏名を入力するだけで、AIがインターネット上から相手の経歴や専門性を収集し、自動的に要約します。これにより、営業担当者は短時間で必要な情報を網羅的に把握でき、商談準備が飛躍的に効率化されるのです。

訪問ルートメーカー

訪問ルートメーカーは、過去に名刺交換をした企業をアプリの地図上に表示し、複数の訪問先を選ぶことで最適な訪問ルートを作成します。これにより、営業担当者は限られた時間の中でより多くの顧客との接点を設けることができ、出張時の活用にも非常に便利です。

開発の背景

これまで、Sansan Labsの機能はWeb版のみで提供されていましたが、営業担当者が移動中に商談準備を行うのが難しいという声が多く寄せられていました。これを受けて、外出先でも利用できるようにスマートフォンアプリとして機能を展開することにしました。今後も、より多くの営業活動を支援するために、アプリの機能拡充を進めていく方針です。

サービスの全体像

Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスとして機能し、全社での情報共有を可能にします。名刺やメールを通じて得られた情報をデータ化し、役立つ商談戦略を生み出すことができます。これに加え、社員一人ひとりの生産性の向上や業務効率化、売上の最大化が期待されます。

今後の展開

Sansanは今後、これらの新機能をさらに進化させ、より使いやすく、営業パーソンの力強い味方となるサービスを目指します。また、名刺関連の業務や商談準備の効率化を通じて、企業全体の生産性を引き上げることに注力していきます。

会社概要

Sansan株式会社は、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションの下に、営業DXサービス「Sansan」をはじめ、名刺アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」などを展開しています。今後も働き方を変えるための努力を続け、企業や社会の発展に寄与していく所存です。