マッスルクリーンで海と体を守ろう!
2023年9月20日、鳥取砂丘の海岸で「マッスルクリーン」という新しいスタイルのごみ拾いイベントが開催されました。主催は一般社団法人海と日本プロジェクトinとっとりで、参加者は約100名。今回のイベントは、単なる清掃活動ではなく、ごみを拾いながら筋力トレーニングも行えるというユニークな取り組みです。
イベント概要
このマッスルクリーンの目的は、地域の環境美化と参加者の健康促進を同時に実現すること。ごみ拾いをしながらスクワットやランジなどで体を動かすことで、自然と交流も深まります。
基礎メソッドを学ぶ
イベントは、あらかじめイケメン講師・岸本拓郎氏(S-BODY FITNESS代表)を迎え、参加者たちは彼の指導の下で「ごみ拾い×筋トレ」の基本メソッドを学びます。岸本氏は、数々の大会での実績を持ち、その指導力に期待がかかります。
実際の活動へ
その後、参加者は岸本氏から教わったメソッドをもとに、ごみ拾いを開始しました。年齢層は幅広く、小学生から60代まで、皆が熱心に海岸に流れ着いたごみを拾います。中には「本当に運動していなかったので、思った以上にハードでした」と笑顔で語る参加者も。砂浜でのスクワットやランジは想像以上の体力を必要とし、しかしそれがまた新しい挑戦であることも確かです。
ごみをトレーニング器具に
さらに工夫された点は、集まったペットボトルや空き缶をダンベル代わりに使用すること。参加者たちは、身の回りにあるゴミを使って腕を鍛えたり、普段の筋トレとは一味違う体験を楽しみました。岸本講師の指導の元、一緒にトレーニングすることで、リーダーシップや仲間意識も芽生えます。
参加者の声
参加者は、なぜこのマッスルクリーンに参加したのかを教えてくれました。その中には、「普段からごみ問題に関心があったから」「運動不足を解消したいと思っていたから」という声が多くありました。「楽しい雰囲気で地域に貢献できたのが嬉しかった」と満足そうな様子を見せる方も。
終わった後の爽快感
参加者たちは、活動を通じて実際にごみを拾いながら筋トレを行うことで、非常に良い運動になったと感じたようです。「体も心もスッキリした!」「皆で協力できたのが嬉しかった」と、参加者同士の交流も深まりました。実際に、ゴミが集まっていく様子が目に見えることで、達成感を味わえたという意見もありました。
未来のために
このような活動は、次世代に美しい海を引き継ぐための重要な一歩です。日本財団の「海と日本プロジェクト」は、全国で海を守る取り組みを推進しており、今後もこの活動が広がっていくことを期待しています。
このように、環境保護と時間を有効活用することで、参加者が楽しく身体を鍛えられるイベントが今後も続くことを願っています。海を意識した参加者の気持ちが、高まることで、地域が一層素敵な場所となることでしょう。