Z世代のクレカ事情
2022-10-28 18:13:42
Z世代はクレジットカードを1枚で十分!世代別意識調査を分析
1,000人に聞いた!クレジットカード意識調査
最近、キャッシュレス化が進む中でクレジットカードの持ち方や利用状況についての世代別意識調査が行われました。この調査は株式会社アスマークによって実施され、1956年から2004年生まれまでの1,000人を対象に、主にクレジットカードの所持枚数、利用頻度、現金の持ち歩き状況についての質問が行われました。以下に、その結果を詳しく見ていきましょう。
クレジットカード所持枚数の違い
調査では、「普段、クレジットカードは何枚持ち歩いていますか?」という質問が行われました。その結果、最も多くのカードを持ち歩いている世代は新人類世代(比較的若い世代)で、5枚以上を所持しているという回答が目立ちました。一方、Z世代では「1枚」もしくは「0枚」という回答が多く、今の若者たちが少ないカード枚数で済むことを示しています。この傾向は、彼らがキャッシュレスの利用を積極的に進める中で、クレジットカードに対して依存度が低いことを示唆しています。
現金を持ち歩く額について
次に「財布の中に現金はいくらあれば安心ですか?」という問いに対する回答も世代によって大きく異なりました。大きめの現金額が必要だと回答した人たちは、新人類世代やバブル世代などの上の世代の方々が多いことが分かりました。これに対して、Z世代は「現金はなくても気にならない」と答える割合が高く、特に現金に依存していないことが見受けられます。このことは、電子決済やクレジットカードに慣れ親しんだ彼らのライフスタイルが影響しているのでしょう。
クレジットカードの平均支払額
さらに、各世代による「毎月のクレジットカードの平均支払額はいくらですか?」という質問では、年代による支出の違いが浮き彫りになりました。新人類世代が「8万円以上」との回答を寄せる一方、Z世代は「2万円未満」を選んでおり、これは世代間の収入格差やクレジットカードの所有率に直結していると考えられます。特にZ世代はカードをあまり利用しない傾向があり、それが支出額の低さに繋がっていると推察されます。
クレジットカード選びの判断基準
次に、クレジットカードを選ぶ際の基準についても世代間の違いが感じられました。全世代を通じ、最も重要視されたのは「年会費」と「ポイント還元率」です。その中でも、新人類世代は「ブランド」や「限度額」を重視する傾向が見られ、これにはブランド価値や信頼性を重視する文化の影響があるでしょう。
ポイント活動への参加意識
最後に、ポイ活(ポイント活動)についての意識調査では、世代間での注意すべき点がいくつか浮かび上がりました。各世代が「積極的に貯めて利用している」と感じるほどのギャップは少ないものの、「興味がない」や「よくわからない」と回答する人の多くはZ世代でした。これにより、彼らがクレジットカードから得られる利点に対してまだ積極的でないことが分かります。
まとめ
この調査から見えてくるのは、世代が上がるほどクレジットカードへの依存度が高まり、逆にZ世代はクレジットカードを持たずに生活しているという点です。このような背景には、日本におけるキャッシュレス社会の進展が大きく関与しています。いずれにせよ、今後もこのトレンドがどう変化していくのか、世代ごとの動向を注視していく必要があります。
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