岩手県北バスが始める環境に優しい取り組み
岩手県北自動車株式会社(以下、岩手県北バス)は、地元の水力発電を活用した電気バスの運行を本日より盛岡広域エリアでスタートしました。この電気バスの導入は、地域のクリーンエネルギーの地産地消を進める一環であり、いわて復興パワー水力プレミアムを使用することで、環境負荷の低減を目指しています。
電気バスの導入背景
岩手県北バスは、盛岡市内を中心に運行する電気バスの導入を決定しました。導入するのは、BYD JAPAN製の中型電気バス J7であり、この運行は国内で初めてのBYDの中型電気バスの運用となります。また、7月にはさらに2台の同モデルを追加する予定です。これにより、盛岡市から滝沢市、八幡平市、岩手町までを結ぶ路線にも対応することができます。
クリーンエネルギーの利用
運行に使用される電力は、岩手県と東北電力が共同で提供する「いわて復興パワー水力プレミアム」として提供され、岩手県営水力発電所で発電されたクリーンエネルギーを使用しています。この取り組みは、CO2の排出を削減しながらも、地域の道のりを守る活動として評価されています。
過去の実績
岩手県北バスは、2012年に宮古市内で国産改造電気バスの運行を開始するなど、地元の電気バスの導入に積極的でした。2024年11月には、さらに3台のBYD製小型電気バス J6 2.0を導入する計画も進行中です。これらのバスは、宮古市から得られる太陽光発電電力を基に運行され、地域貢献の一端を担っています。
未来の方向性
岩手県北バスは、今後も政府や地元自治体の補助を活用しながら、デジタル技術を駆使したバスEMS(エネルギーマネジメントシステム)の導入を進めます。これにより、充電タイミングの効率的な分散や再生可能エネルギーの優先調達を図って、電気バスの経済性を向上させていく方針です。
結論
環境保護と地域活性化を両立させるこの取り組みは、今後の持続可能な交通手段のモデルとしても注目されることでしょう。岩手県北バスは、地域の特性を活かした電気バス運行によって、持続可能な社会の実現に寄与する姿勢を示しています。