三軒茶屋の新感覚ワイン食堂「コメドールアリバ」
三軒茶屋に新たにオープンした「コメドールアリバ」は、食いしん坊の大人たちを魅了するワイン食堂です。昨年11月に開店し、早くも多くの人々の注目を集めています。この店のオーナー、佐藤充氏は、株式会社イーデザインを牽引し、これまでに30以上の店舗を手がけてきた実力者です。そのメニューは、スペインとイタリアからインスパイアされたボーダーレスな料理に加え、「他にはない体験」を意識した独自のスタンスで提供されています。
お店は、三軒茶屋駅から茶沢通りを北上し、路地に入った真新しいビルの2階に位置しています。「食いしん坊な大人達のワイン食堂」として、カジュアルでありながらも、料理とお酒の調和を重視したスタイルが特徴です。根底にあるのは、佐藤氏の「レストランは面倒くさい」という考え方。つまり、お客さんが自由に楽しめる環境を整え、「ビールやハイボール」から始まり、料理を選ぶという日本特有の居酒屋スタイルを尊重しているのです。
ボーダーレスな料理と居心地の良さ
「コメドールアリバ」では、イタリアンとスペイン料理を融合させた料理の数々が楽しめます。佐藤氏は、「固定概念から解放された料理が重要だ」と語り、素材にこだわるのではなく、出てきた食材をどう料理するかを考えることに重きを置いています。これにより、訪れる度に新しい発見があるよう、常に工夫を凝らしているとか。年齢や立場にかかわらず、誰もがリラックスして過ごせる空間が広がっています。
「食堂」という名の通り、佐藤氏は「年に1、2回しか行けない店にはしたくない」と考えています。高級店が多くなり、予約や値段がネックになる昨今、日常と特別の中間地点を提供してくれる場所を目指しているのです。さらに、料理やサービスを通じて、客と従業員双方にとっての幸せな瞬間を生み出すことが、このお店の成り立ちの根底に流れています。
実際のメニューとおもてなし
メニューには、ブリのアヒージョや和牛炭火焼、アリバ風フライドチキンのスパゲッティなどがラインナップされています。料理は見た目にも楽しさを加え、素材や味わいが絶妙に組み合わされています。一方で、内装はオープンキッチンをはじめ、シックで温かみのあるデザインが特徴で、すべてのプロセスに佐藤氏が深く関与してきた姿勢が感じられます。
「お客さんに心地よさや楽しさを提供するのが私たちの仕事です。体験が記憶に残ることが、再訪の動機になると信じています」と佐藤氏は話します。客にとって価値ある存在になることを第一に考え、自らの手をもって空間作りを行ってきた彼の姿勢が、このお店に対する愛情を感じさせます。
美味しい料理と自由な雰囲気
お店の理念は明快で、「ありがたい店」であることを目指しています。お客さんが「ありがとう」と言ってくれるような体験を作り出すために、佐藤氏は日々努力を惜しまないのです。今後も新しい料理が追加されることでしょう。「コメドールアリバ」は、味わい深い料理とリラックスできる空間を提供し、「食いしん坊な大人達」が集まる新たな場所として、その名を広めることでしょう。今、三軒茶屋で新しい食文化が息づいています。
店舗情報
名称: コメドールアリバ
所在地: 東京都世田谷区太子堂4-27-7 ホームグラウンド三軒茶屋 2F
電話番号: 03-6450-7559
営業時間:【火〜金・祝前日・祝後日】18:00-23:00/【土・日・祝日】16:00-23:00/【月】定休
公式SNS:
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