AR技術とスマートグラスが変えるマニュアル制作の未来
10月10日、東京で開催されるパネルディスカッション「AR(拡張現実)とスマートグラスがもたらすマニュアルの未来」に、ARソリューション開発会社の株式会社palanが登壇します。このセッションでは、ARやWebAR技術の最新トレンドがマニュアル制作に与える影響や、これからの可能性について深く掘り下げていきます。
イベントの背景
このディスカッションは、一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会(JTCA)によって主催され、昨年の「TC28」から派生した内容です。昨年度は新しい表現方法に関する提案が盛り込まれましたが、今年はその進化した形として、AR技術の実用性に焦点を当てています。 ARやメタバース、そして空間コンピューティングの概念が広がる中、マニュアルの作成方法も変わる必要があります。
セッションの内容
このセッションは、ARやスマートグラスを活用したマニュアル制作の未来について議論します。参加者は、マニュアル制作者が直面する課題や、WebARを用いたソリューションの可能性について意見を交わす機会を得ることができます。また、Apple Vision ProやAR・VRグラスといったデバイスがどのようにWebARと組み合わさり、マニュアル制作に革命をもたらすかも取り上げられます。
ディスカッションの主な話題
- - マニュアル制作者が抱える具体的な課題
- - WebAR技術についての基礎知識
- - WebARとスマートグラスがもたらす将来への展望
このようなテーマを通じて、参加者には新たな視点やアイデアを持ち帰っていただけることを目的としています。
参加対象者
このパネルディスカッションは、メーカーや制作会社、テクニカルライター、マーケティング、営業など様々な業種からの専門家を対象としています。特に、製品やサービスの表現技術に興味がある方々には貴重な機会となるでしょう。
ジャパンテクニカルコミュニケーター協会(JTCA)について
JTCAは、テクニカルコミュニケーションの専門家が集まり、使用説明書やマニュアルの品質向上に取り組む団体です。多様なメディアやデバイスを介した情報発信に関する知見を深めるため、さまざまなイベントやシンポジウムを開催しています。情報のクリエーションだけでなく、その伝達方法や利用方法の研鑽にも力をいれています。
株式会社palanの紹介
株式会社palanは、AR技術の開発に取り組む企業であり、特に「palanAR」というサービスを展開しています。このオンラインツールは、誰でも簡単にWebARを作成できるもので、商用利用可能なプランも提供されています。AR技術を用いてマーケティングや観光の課題を解決するため、様々な業界での導入が進んでいます。
マニュアル制作の新たな可能性についての議論やWebAR技術の実現を、ぜひこの機会に体験してください。