株式会社mov、取締役CFOに諸見里卓が就任
株式会社movは、インバウンド事業のリーダーとして知られる企業であり、今回の発表で新たにCFOの諸見里 卓氏が取締役に就任したことを公表しました。この人事は、企業の成長戦略において重要な一歩となることでしょう。
株式会社movは、インバウンドビジネスに特化したメディア「訪日ラボ」や、店舗向けの集客プラットフォーム「口コミコム」を運営しています。代表取締役の渡邊誠氏の指揮の下、movは日本の観光業や小売業における新しいビジネスモデルを構築しつつあります。
諸見里卓の経歴
諸見里卓氏は、早稲田大学出身で、公認会計士試験に合格後、有限責任監査法人トーマツにて会計監査やM&A支援に従事してきました。その後、株式会社Cygamesにおいて経営企画業務に深く関わり、2021年12月にはmovに入社しました。約4年間の在籍期間中、彼はさまざまな重要なプロジェクトに携わり、特に資金調達やM&Aのプロセスで顕著な成果を上げてきました。
新たな取締役就任の意義
取締役CFOとしての就任について、諸見里氏は次のようにコメントしています。「movの使命は、「日本のポテンシャルを最大化する」ことです。このインバウンド支援事業と店舗支援事業の両輪で成長してきた当社において、取締役として携わることは私にとって大きな意義があります。今後は企業価値向上を実現するために、財務機能の強化に注力します。」
この言葉からは、彼が今後の会社の成長を促進する強い意志を持っていることが伺えます。特に、movは最近、累計50億円以上の資金調達を行うなど、成長を続けています。
「口コミコム」と「訪日ラボ」の役割
movが展開する「口コミコム」は、店舗が口コミを通じて集客を一元化できるプラットフォームで、多言語対応にも優れています。これにより、インバウンド観光客をターゲットにした集客戦略を精准に実施できます。
また、業界最大級のメディア「訪日ラボ」は、訪日外国人に特化した情報やデータを提供しており、企業にとって有益な情報源となっています。訪日客の動向や日本各地のインバウンド状況を分析することで、企業のマーケティングや戦略立案に役立てられます。
終わりに
諸見里卓氏の取締役就任は、株式会社movにとって新たな成長の扉を開くものと期待されています。今後、同社の取り組みがどのような影響をもたらすのか、非常に注目されるところです。まだまだ成長の余地が多いインバウンドビジネス市場で、movはそのポテンシャルを最大化することができるのでしょうか。今後、さらなる情報を追いかけていきたいと思います。