都築電気とネクストジェンの新たなパートナーシップ
2023年、都築電気株式会社は、株式会社ネクストジェンとの間で、CPaaS(Communication Platform as a Service)プラットフォーム「U-cube CPaaS」に関する販売パートナー契約を締結しました。この新しい契約は、両社が連携し、顧客体験やコミュニケーションの向上を目指すもので、デジタル領域での重要なステップです。
CPaaSの利便性とニーズの拡大
現在、CPaaSは、通話、メール、ビデオチャット、SMSなど多様なコミュニケーション機能をAPIで簡単に利用できるプラットフォームとして注目を集めています。企業はこれを活用することで、自社のシステムに新たな機能を追加することが容易になり、システム開発の手間を軽減できます。たとえば、ある予約システムが自動でリマインドメールを送ったり、アプリ内に通話ボタンを設置したりすることが可能です。
このような背景から、CPaaSの需要は増大しており、都築電気もその活用を進めてきました。特に、音声分野におけるネクストジェンとの長年のパートナーシップを基に、この契約が結ばれたことは両社にとって新たなビジネスチャンスを生むことが期待されています。
具体的なサービス提供と対応計画
都築電気は、自社のサービス体系である「Total Solution Service Framework」において、CPaaSを「サービスプラットフォーム」として位置づけており、すでに大手卸売業のお客様に対して「U-cube CPaaS」を活用したサービスを提供しています。
今後は、このプラットフォームを標準機能として取り入れるだけでなく、オプション機能としても拡充していく方針です。これに伴い、2023年からはネクストジェンの「NextGen CaMP」に参加し、国内外のCPaaSのトレンドやユースケースを学んでいくことを計画しています。
ネクストジェンの期待
ネクストジェンの田原拓氏は、都築電気とのパートナーシップが拡大したことに対し、大変嬉しいとコメントしています。彼は「U-cube CPaaS」が多様な通信機能を提供することで、高付加価値なコミュニケーションサービスが実現できると語り、都築電気のビジネスの成長に寄与できることを楽しみにしています。
都築電気のビジョン
都築電気は、創業100周年を迎える2032年に向けて「人と知と技術で、可能性に満ちた『余白』を、一緒に創造する。」というパーパスを掲げています。デジタルトランスフォーメーションを通じた顧客企業の価値向上や社会問題の解決を目指し、これからも革新に努める姿勢を貫いていくことでしょう。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、都築電気株式会社 経営企画室までご連絡ください。
このように、都築電気とネクストジェンの提携により、今後のビジネスにおける通信方法が変革を経るであろうことは間違いありません。顧客体験の向上を目指すこの取り組みから目が離せません。