手話の日と手話言語の国際デーを祝う取り組み
毎年9月23日は、「手話の日」及び「手話言語の国際デー」として広く認識されています。この日を祝うために、神奈川県ではさまざまなイベントや活動が行われ、手話の重要性を再認識する良い機会となっています。
手話の日の制定
「手話の日」は、今年6月25日に施行された手話施策推進法によって、手話に関する理解を深めることを目的に定められました。この日には、国連が定めた「手話言語の国際デー」でもあり、全国で手話の普及活動が行われます。
県庁本庁舎は、国際デーのシンボルカラーである青色にライトアップされ、9月22日から28日までの18時30分から20時30分の間、多くの人の目を引くことでしょう。また、各地でのライトアップイベントも予定されており、詳細は神奈川県の公式ホームページで確認できます。
ろう者理解促進のための動画配信
手話の普及を進めるためには、まずはろう者の世界を知ってもらうことが重要です。その一環として、昨年度制作された動画も公開されています。この動画には、デフリンピック選手たちが自身の体験を語り、日常生活での困難や嬉しいサポートについて述べるインタビューが含まれています。
- - ロング版: こちらから視聴できます!(現在配信中)
- - ショート版: 11月10日から23日の間、JR横浜線や相鉄全線、横浜市営地下鉄のトレインビジョンで流れます。
これらの動画は交通機関でのビジョンやYouTube広告を通じて広まることが期待されています。
手話普及・啓発の取組
また、県内市町村では手話の普及を促進するため、手話講習会やイベントなどが開催されます。具体的なイベント情報は県のホームページに掲載され、興味のある方はぜひ参加していただきたいです。
9月23日には、ボッシュホールにて「手話の日&手話言語の国際デー2025記念イベント」が行われ、オープニングでは書家の金澤翔子さんによる書道パフォーマンスも予定されています。
手話言語条例施行10周年
今年は「神奈川県手話言語条例」の施行から10周年を迎える年です。これを記念したイベントが、12月13日にアリオ橋本で開催される予定です。詳細については、今後発表される予定ですので、ぜひチェックしておいてください。
まとめ
手話の日と手話言語の国際デーは、手話の重要性と、ろう者の理解を促進する絶好の機会です。神奈川県は、多彩な取り組みを通じて、手話の普及と理解を進めています。県民一人ひとりが手話やろう者について考えるきっかけとなるよう、これからも注目していきたいですね。