キュライオ新体制発表
2020-01-31 11:01:55

株式会社キュライオ、濡木教授とRadostin教授が新たに就任しオフィス移転を発表

株式会社キュライオ、新たな体制へ



株式会社キュライオが最近、新たに社外取締役として濡木理教授、顧問としてRadostin Danev教授の就任を発表しました。また、同社は東京大学内のインキュベーション施設へのオフィス移転も実施。この動きは、より強固な研究基盤を築き、業務の拡大を目指すものと考えられます。

株式会社キュライオの概要



株式会社キュライオは2019年8月に設立され、クライオ電子顕微鏡技術を用いた構造解析に特化した事業を展開しています。具体的には、タンパク質の単粒子解析や低分子のmicroEDによる構造解析を行い、製薬会社やバイオベンチャーとの共同研究にも関与するなど、活発な研究活動をしています。

新たな社外取締役として就任した濡木理教授は、X線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡を駆使してタンパク質や核酸の立体構造の研究に豊富な経験を持つ構造生物学者です。東京大学でのキャリアを経て、東京工業大学や東京大学医科学研究所の教授を歴任。主な研究テーマには膜輸送体やGPCRの構造機能研究があり、最近は物理刺激によるチャネルの分子機構解明に注力しています。数多くの学術賞を受賞しており、その業績は国内外で高く評価されています。

その濡木教授のもと、今後のキュライオの研究活動がますます期待されます。

Radostin Danev教授について



顧問に就任したRadostin Danev教授は、東京大学におけるクライオ電子顕微鏡の拠点を整備し、日本全体のクライオ電顕分野の発展に寄与してきました。彼の提唱したボルタ位相板技術は、タンパク質構造解析の可能性を大きく広げたものです。彼の研究成果は多くの論文に引用され、クライオ電子顕微鏡分野での権威とされています。

新オフィスへの移転



キュライオは新たに移転したオフィスを東京都文京区本郷7丁目3−1の東京大学南研究棟に設置しました。この移転は、研究環境のさらなる充実を図るための一環です。

新オフィスは今後の研究活動の拠点となり、引き続き質の高い研究成果を生み出すための重要な役割を果たすことでしょう。

基本情報



  • - 社名: 株式会社キュライオ
  • - 本社所在地: 東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学南研究棟
  • - 設立: 2019年8月
  • - 代表取締役CEO: 中井基樹
  • - 公式サイト: キュライオ公式サイト

今後の展望



この新体制によって、キュライオはさらに多くの革新をもたらすことが期待されます。今後も注目が集まる企業です。

会社情報

会社名
株式会社キュライオ
住所
東京都新宿区新宿5-18-20ルックハイツ新宿803
電話番号
070-3305-0805

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