日工の新体制
2021-06-28 15:12:27
日工、社外取締役に石井氏と佐伯氏を迎え経営強化を図る
日工が新たに社外取締役を迎え入れた背景
日工株式会社(本社:兵庫県明石市、証券コード:6306)は、2023年6月24日に前インドネシア特命全権大使の石井正文氏と、株式会社ユーシステムの代表取締役である佐伯里香氏を社外取締役として新たに迎え入れることを発表しました。この人事は、日工のさらなる経営体制の強化とアジア市場における事業拡大を目指す重要なステップとなります。
日工の事業拡大戦略
日工は、アスファルトプラントのディストリビューターとしてアジア全域での存在感を強めるために、昨年タイに販売・製造拠点を設けるなど、海外事業の拡大に努めています。この背景には、アジアのインフラ需要の高まりや、持続可能な開発目標への取り組みがあるとされています。
社外取締役の新メンバー
石井正文氏
石井氏は1980年に外務省に入省し、数々の重要な役職を歴任してきました。駐ベルギー国特命全権大使や駐インドネシア国特命全権大使などを経て、2021年に外務省を退官しました。彼の豊富な経験とアジア情勢への深い理解は、日工の経営方針に大きな影響を与えることが期待されています。特に、アジア市場でのアスファルトプラント事業の成長を推進するための戦略的なアドバイスが期待されているのです。
佐伯里香氏
佐伯氏は、株式会社ユーシステムの代表取締役として先進的なIT戦略を推進してきました。「女性が輝く先進企業表彰」で内閣府特命担当大臣賞を受賞するなど、女性の社会進出を強く推進している実績を持っています。さらに、彼女は「APEC女性と経済フォーラム2020」にも登壇しており、国際的な視点を持っています。日工は彼女の持つITの知識と女性活躍推進の視点を経営に取り入れ、ダイバーシティの体現を図りたいとしています。
経営課題への取り組み
日工は、生産性の向上や従業員満足度の向上を目指し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を経営課題として掲げています。佐伯氏を社外取締役に迎えることで、これまでの取り組みがさらに加速し、全ての社員が働きやすい環境を築くための具体的な施策が期待されるでしょう。
まとめ
日工の新たな社外取締役の人事は、アジア市場での競争力を高めるための戦略的な一歩であり、経営に多様な視点を取り入れることで、将来的な成長を見込んでいます。両氏の知見がどのように実を結ぶか、今後の展開に注目が集まります。日工株式会社は、今後も地域と企業の発展に寄与する存在として進化を続けるでしょう。
会社情報
- 会社名
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日工株式会社
- 住所
- 兵庫県明石市大久保町江井島1013-1
- 電話番号
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