Green Carbon株式会社の出展と成果
2025年9月2日、大阪府北区で開催された「2025 MUFG Startup Summit in OSAKA」で、Green Carbon株式会社が注目を集めました。このイベントは、三菱UFJ銀行主催のもと、多くの企業やスタートアップが集結し、交わる場を設けています。約700社が参加し、訪れた1,000人を超える来場者に対して、Green Carbonはカーボンクレジットに関する取り組みを紹介しました。
Green Carbonのビジョンと事業内容
Green Carbonは、自然由来のカーボンクレジット創出に特化した企業で、森林保全や水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど、幅広い領域での活動を展開しています。また、衛星データを駆使してプロジェクトを効率よく運営し、透明性を確保することが特徴です。
代表取締役の大北潤氏は、将来の脱炭素社会に向けた具体的な解決策とともに、GX-ETS(成長志向型カーボンプライシング)や、JCM(2国間クレジット制度)の最新動向を発表しました。特に、カーボンクレジットの活用法に関しては、多くの参加者からの熱心な関心が寄せられました。
MUFGスタートアップサミットの概要
本サミットは三菱UFJ銀行が主催し、スタートアップと事業会社が連携し新たなビジネスアイデアの創出を目指すイベントです。Green Carbonは、7月に名古屋で行われた同様のイベントにも参加し、新たなビジネス展開の機会を広げています。
未来への架け橋
Green Carbonは今後の展望について、カーボンクレジットの創出において国内でのネットワークを強化し、特に関西地域の農家と連携していく意義を強調しました。約80,000haの農家ネットワークを活用して、収益の還元や所得向上にも寄与することを目指しています。また、2050年のカーボンニュートラル目標達成に向けても力を入れ、各地域の企業とも協力を深めていく方針です。
総括
Green Carbon株式会社は今回のMUFG Startup Summitへの参加を通じて、カーボンニュートラル実現のための多岐にわたる事業を展開していることを示す重要な機会を得ました。今後も、国内外での取り組み強化を図りながら、自然由来のカーボンクレジットの創出に努めていくことが期待されます。