新幹線0系モデルの子供用金属バットが登場!
東海道新幹線開業60周年を記念して、JR東海とミズノが協力して開発した新たな金属バットが販売されます。このバットは、東海道新幹線で使用されていたアルミニウムをリサイクルして作られており、子供たちの夢を応援する思いが込められています。
商品の概要と特長
新商品「0 KONG-1964」は、1971年にミズノが製造した国産の金属バットを受け継ぎ、さらに進化を遂げたものです。このバットのデザインは、1964年に誕生した新幹線0系をイメージしており、バットのキャップ部分は新幹線のノーズを模したユニークな形状になっています。また、窓は0系初期型の大型タイプを再現しており、遊び心満載の一品です。
バットのサイズは74cmで、重量は440g。色はホワイト×ブルーとし、小学校1~3年生を対象としています。販売は2023年10月1日からですが、9月19日からの予約も可能です。価格は17,600円(本体価格16,000円)で、限定500本の販売を予定しています。販売はミズノ直営店および公式オンラインストアで行われます。
環境への配慮
この金属バットは、既存の素材を再利用することで地球環境への負担を軽減することを目的としています。JR東海は、廃材のアルミニウムを高純度のアレイに変えるリサイクル技術を開発し、CO2排出量を97%も削減できる素材「東海道新幹線再生アルミ」を活用しています。この取り組みは、持続可能な社会を目指すための重要なステップとなっており、将来的な社会貢献にも寄与するものです。
ミズノとJR東海のサステナビリティ活動
ミズノは1991年から環境保護活動を推進し、2050年までにカーボンニュートラルを目指しています。特に、野球事業においては、使わなくなった革や不適格材の新たな活用法を見つけ出し、子供たちに物を大切に使うことの重要性を教えるワークショップを開催しています。
一方、JR東海も環境関連法令の遵守や廃棄物管理に努めており、資源の有効利用に力を入れています。今後も新たなリサイクル素材の開発を進め、地域社会や他企業と連携して持続可能な取り組みを強化していくことを表明しています。
今後の展望
この新幹線デザインの金属バットは、今後さらなるラインナップの充実や他のバットモデルへのリサイクル素材の活用が検討されています。新幹線のファンや若いアスリートへの新しい夢の提案として、地域社会への影響も期待できる製品となるでしょう。
この歴史的なコラボレーションは、子供たちに未来へ夢を追いかける一歩を提供し、同時に環境保護にも寄与しています。