コモンズ投信、15周年を迎えたSEEDCapの寄付インパクトレポートを発表

コモンズ投信、15周年記念寄付インパクトレポートを発行

コモンズ投信株式会社が、創業から15年の節目を迎え「コモンズSEEDCap」の寄付インパクトレポートを発表しました。このレポートには、社会起業家への寄付がどのように社会的価値を生み出してきたかが定量的にまとめられています。2009年から続く「コモンズSEEDCap」は、受益者と共に社会課題解決のために寄付を行うスキームであり、業界初の試みです。

15年間の足跡

「SEEDCap」は、コモンズ投信が社会のさまざまな課題を解決する東京都内の社会起業家を応援することを目的としています。これまでの活動では、14名の社会起業家に寄付を通じて、さまざまなインパクトを生み出しました。この活動を通じて、受益者からの資金を企業に投資し、企業と共に価値を創造し続けることを目指しています。

社会的リターンの可視化

今回のレポートでは、寄付を通じて得られた社会的リターンを可視化し、具体的な成果を提示しています。コモンズ投信の理念である「意思あるお金の循環」がどのように実現されているかを明らかにし、受益者や社会起業家との関係構築に重点を置いています。これにより、投資家も寄付の重要性を理解し、参加できる機会が提供されています。

寄付のスタンス

コモンズ投信は、寄付が経済的なリターンだけでなく、社会的な価値をもたらすものであると信じています。長期投資という視点から、寄付は単なる資金の提供に留まらず、社会全体の持続可能性を向上させるための重要な要素と捉えています。このような取り組みは、他の金融機関が模索している新しい金融の形として注目されています。