中部電力ミライズコネクトとの業務提携
株式会社あんしんサポート(本社:福岡県福岡市)は、中部電力ミライズコネクト株式会社(本社:愛知県名古屋市)との業務提携を発表し、独自の見守りサービス「テラシテR」を活用した新たな見守りシステムの提供を開始しました。この提携により、今まで以上に柔軟で利用者の負担が少ない見守り体制が実現されます。
新しい見守りの形
あんしんサポートは、これまで電話やSMS、スマホアプリ、さらにはセンサーを用いて多様な見守りサービスを展開してきました。しかし、利用者からは「電話やSMSの反応が面倒」「アプリの設定が負担」といった声もあり、新たな見守りの形が求められていました。これに対して、「テラシテR」が打ってつけの解決策となっています。
テラシテRとは?
「テラシテR」は、家庭に設置されたスマートメーターから取得する電力データを分析し、異常を検知すると自動で安否確認を行うサービスです。このサービスの主な特徴は以下の通りです。
- - 負担が少ない: 利用者は日常生活を送るだけで、異常時にのみ通知が届きます。
- - プライバシー保護: 電力データだけで見守るため、プライバシーを守ることができます。
- - 簡単な導入: センサーやカメラを設置する必要がなく、手間を大幅に軽減できます。
これにより、利用者が受ける心理的な抵抗感も低く、非常に使いやすい見守りシステムが実現しています。
強力な連携体制
あんしんサポートは、看護師などの有資格者が常駐するコールセンターを運営しています。このコールセンターは、テラシテRが異常を検知した際に、対象者へのSMSや自動音声電話に反応がない場合、オペレーターが直接確認の電話を入れる体制を整えています。これにより、機械的な通知だけでなく、いざという時に人が対応してくれるという安心感を提供します。
今後の展望
あんしんサポートは、電話型やデバイス型に加えて、新たに電力データ型という選択肢を設けることで、サービスの幅をさらに広げていきます。全体として、社会が抱える孤独死や高齢者に対する緊急時の対応遅延という課題への解決を目指しています。
企業紹介
中部電力ミライズコネクト株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置き、省エネの観点から包括的なサービスを提供しています。また、あんしんサポートは、高齢者見守りやメディカルサポートを専門とし、自治体や医療機関との提携を通じて、10年以上の実績を誇ります。過去には30,000人以上のユーザーにサービスを提供しており、今後の取り組みが期待されています。
この新たな見守りサービスは、高齢者の生活における安心感を高め、さらなる社会貢献を果たすものとして位置づけられています。今後、技術の進化と共に、より一層のサービス向上が期待されます。