「こいぬの木」1周年
2016-12-12 13:00:10
リリー・フランキーが語る「こいぬの木」の誕生秘話と1周年記念イベントの全貌
リリー・フランキーが語る「こいぬの木」の誕生秘話
下北沢で開催された「こいぬの木」の1周年イベントには、著名なアーティストであるリリー・フランキー氏が登場しました。ハットにオーバーオールというおしゃれな姿で現れた彼は、会場を埋め尽くしたファンに向けて、こいぬの木に込めた思いを語りました。彼のトークのスタートに、イベントのMCが、「なぜこのオブジェを作ったのか?」と問いかけると、リリー氏は自らの過去の思い出を振り返りました。
彼は、「昔、下北沢に住んでいた頃から、何か特別なものを作りたいと思っていました。下北沢は、夢を抱える人々が集う場所です。そのため、こいぬが木となり、成長していく姿はこの街のイメージにぴったりなんです。それに、待ち合わせと言えば“犬”というのも面白いですよね」と述べ、聴衆の共感を集めました。
デザインへのこだわりと未来への願い
リリー氏は、デザインについて、様々な表情を持つこいぬのイラストが描かれた理由を詳しく説明しました。「雲の部分は、工房まで行って手描きで仕上げてもらいました。妥協できない部分を大事にしたかったんです」と誇らしげに語ります。そして、自らが設置したこいぬの木を見て「なかなかの出来だね」と称賛していました。ただ、他の自治体からオブジェの制作依頼がないことには少し笑いながら残念がっていました。
途中でMCのスタジャンに目を留めた彼は、なんと1周年記念のために制作されたアイテムで、自身もその場で着替えを行い、和やかな雰囲気をさらに盛り上げました。その後、下北沢の未来について「小さな商店が事業を尊重され続けてほしい。」と話し、地元に寄せる深い愛情を示しました。
バースデーセレモニーとマイルストーン
イベントの後半には「こいぬの木」1周年を祝うバースデーセレモニーが行われ、バースデーケーキが登場しました。会場の人々と共に「Happy birthday to you」を歌い、子どもたちと一緒にろうそくの火を消す場面も見られ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
生誕1周年に際して、リリー氏は「オブジェを作らせていただけただけでも幸せです。いつか『こいぬの木で待ち合わせよう』と耳にする日が来ることを願っています。」と語り、希望に溢れた未来を描きました。
最後に、彼は広場に集まった皆さんへ感謝の気持ちを表し、「自分を育ててくれた下北沢に、このオブジェを作れて嬉しく思います。これからも待ち合わせの象徴として、人々に愛され続けてほしい」と心から願う言葉を添えました。リリー氏は「駅の反対側にも新しいオブジェを作っていきたい」と語り、未来に向けた展望を語りながらイベントを締めくくりました。
会社情報
- 会社名
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株式会社ヴァンクラフト
- 住所
- 東京都港区六本木7-2-29VORT乃木坂Ⅰ 3F
- 電話番号
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