徳島城博物館でひな人形の魅力を紹介する春の企画展

徳島城博物館春の企画展「ひな人形の世界」

徳島市立徳島城博物館では、春の訪れを祝い、三月三日の上巳の節句に合わせて「ひな人形の世界」という企画展が開催されます。本展は、毎年恒例のイベントとして、多くの人々に日本の伝統文化である雛祭りを紹介します。

雛祭りの魅力

雛祭りは、各家庭で雛人形を飾り、女の子の健康と幸せを願う大切な節句行事です。当院は、そうした雛祭りの魅力を再確認する場として、様々な様式の雛人形を一堂に展示します。この企画展では、「立雛」や「享保雛」、「有職雛」、「次郎左衛門雛」さらには「古今雛」といった多彩な雛のスタイルが紹介され、来館者はその美しさに心を奪われることでしょう。

展示内容

今年の企画展では、徳島市の市民から寄贈された「御殿飾り」や「段飾り」も登場します。これらは、長い歴史を持ち、雛人形の文化がどのように伝承されてきたかを物語る貴重な資料です。

また、雛人形の歴史を振り返る内容で構成された展示は、訪れる人々に深い感動と学びを提供します。この機会に、心温まる日本の伝統行事に触れてみてはいかがでしょうか。

開催情報

- 会期: 2020年2月1日（土）～4月6日（日）
- 会場: 徳島市立徳島城博物館企画展示室（徳島市徳島町城内1－8）
- 開館時間: 9：30～17：00（入館は16：30まで）
- 休館日: 毎週月曜日（ただし2月24日・振休は開館）、2月12日（水）、25日（火）、3月21日（金）
- 入館料: 一般300円、高校・大学生200円、中学生以下は無料です。20名以上の団体は2割引。

参加型イベント

企画展に合わせて、訪れる人々が楽しめる関連イベントもたくさん用意されています。たとえば、2月18日から21日、26日から28日及び3月4日には「博物館で雛遊び」が行われ、また3月2日には「雛の煎茶会」が開催されます。特に「お雛様に変身」は、小学生以上の子供たちに人気のあるイベントで、参加希望者は抽選により定員70名を迎えます。

さらに、3月29日には「まち歩き with 遊山箱」というイベントも予定されており、城下町徳島の歴史や文化を巡る新たな発見が期待されます。

本展を通じて、徳島城博物館は地域の文化を広く伝え、訪れる人々に心温まるひな祭りの世界を提供します。春の心地良い一日に、ぜひご家族揃ってお越しください。