人気丼物ランキング:牛丼、海鮮丼、かつ丼が上位に
LINEヤフー株式会社が運営する「LINEリサーチ」が、全国に住む10~60代の男女を対象に実施した調査によって、日本人が好きな丼物のトップ3が発表されました。調査結果に基づくと、牛丼、海鮮丼、かつ丼が1位から3位を占め、いずれも高い支持を得ています。
調査の概要
この調査では、700万人を超えるパネルから得たデータを基に、具体的にどの丼物が人気かを明らかにしています。調査対象は日本中の男女15歳から69歳。実施期間は2025年3月5日から3月7日までで、有効回答数は5254サンプルとなっています。調査の詳細は「リサーチノート」で確認できるため、興味のある方はぜひご覧ください。
人気の丼物ランキング
本調査の結果によれば、1位の牛丼は特に人気で、男性から高く支持されています。続いて2位には海鮮丼、3位にはかつ丼がランクインしました。このトップ3は全体として非常に多くの支持を集め、全体の6割以上が好きだと回答しています。
さらに4位には親子丼、5位には天丼が続き、6位に鰻丼が鎮座。驚くことに、北海道での調査では豚丼が登場し、その人気は6割を超えました。これは、豚丼が北海道発祥であることからの結果と考えられます。
男女の違い
調査を進める中で、興味深い性別による違いが明らかになりました。男性は肉系の丼物に強い傾向があり、特に牛丼やかつ丼が高く評価されています。一方、女性は海鮮や彩りを重視することが伺え、海鮮丼が高い人気を誇っています。特に10代から50代にかけての女性層では、海鮮系が楽しまれています。
年代別に見ると、10代男性は牛丼と海鮮丼が僅差で支持されていますが、20代から40代までの男性には牛丼が圧倒的に人気。50代以上ではかつ丼がダントツの人気を誇りました。女性は10代から50代にかけて海鮮丼が好きだという結果が出ており、60代では海鮮丼と天丼がほぼ同じくらいの支持を得ています。
食文化の変化も見逃せません。ボリューム感のある丼物に男性が魅力を感じる一方で、女性は栄養価や彩り豊かなものに魅力を感じるのです。また、ランキング外の丼物でも、ビビンバやローストビーフ丼などのヘルシーでトレンディな選択肢が増えていることが示されています。
まとめ
LINEリサーチによる今回の調査は、日本人の丼物に対する愛情や、性別ごとの嗜好の違いを浮き彫りにしました。牛丼や海鮮丼の人気は根強く、特に男性は肉系のボリューム感を求める傾向が見られるのに対し、女性はより健康に配慮した選択をしているようです。これからも、多様な丼物の進化が期待されます。