道路点検AI「RoadManager」採択
2022-11-25 13:33:21
愛媛県が道路点検AI導入事業を採択!アーバンエックステクノロジーズの「RoadManager」が選ばれた理由とは?
愛媛県が主催するデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」に、アーバンエックステクノロジーズが開発したAIを活用した道路損傷検知サービス「RoadManager損傷検知」を用いた道路点検AI導入事業が採択されました。
「トライアングルエヒメ」は、愛媛県内を実装フィールドとして、地域課題の解決に向けたデジタル技術の実装を目的としたプロジェクトです。200件以上の応募の中から、デジタル技術の実装や県内への横展開の実現性が高い事業として、アーバンエックステクノロジーズの事業が選ばれました。
近年、自治体における道路管理現場では、道路維持管理費用の削減や専門知識を持つ担当者の減少など、さまざまな課題を抱えています。このような課題に対し、「RoadManager損傷検知」は、AIを活用することで道路損傷を自動検知し、管理業務の効率化を図ります。
具体的には、スマートフォンやドライブレコーダーから得られる画像をAIで分析し、路面の損傷箇所を自動検出します。検出された情報は、Web上の管理画面に表示され、道路管理者は補修対象の選定や指示書作成などを効率的に行うことができます。
本プロジェクトでは、愛媛県内全域の自治体を対象に、ナレッジ共有会を開催し、「RoadManager損傷検知」の導入効果を検証します。さらに、コンソーシアムを組成することで、システム導入効果の検証を行い、県下自治体への実装の横展開を目指します。
「RoadManager損傷検知」は、過去に30以上の自治体で実証実験を実施し、その有効性が実証されています。現在では、20以上の自治体、国道事務所、海外でも採用実績があります。
アーバンエックステクノロジーズは、東京大学発のスタートアップ企業であり、データとAIを活用した道路メンテナンス方法の改革を目指しています。今回の「トライアングルエヒメ」への採択を機に、「RoadManager損傷検知」がより多くの自治体で導入され、道路管理の効率化に貢献していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社アーバンエックステクノロジーズ
- 住所
- 東京都中央区京橋二丁目5番1号TCMビルディング2階
- 電話番号
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