リサイクルで生まれた応援ダルマ
2025-12-25 12:07:42

三井化学と駒澤大学が連携!学生たちが作り上げたリサイクル応援ダルマ

三井化学と駒澤大学の協力が生んだ新たな応援のカタチ



最近、三井化学株式会社と駒澤大学が共同で行った社会連携プロジェクトが注目を集めています。このプロジェクトでは、学生たちが集めたペットボトルキャップをリサイクルし、「Re Dharma(リダルマ)」と呼ばれる約1.4メートルの応援ダルマを作り上げました。このダルマは、単なるアート作品にとどまらず、環境保護にも寄与する重要なシンボルとして位置づけられています。

循環型社会を目指す取り組み



三井化学は、循環型社会の実現を目指しリサイクル率向上に取り組んでいます。RePLAYER(R)ブランドのもと、メカニカルリサイクルやケミカルリサイクルに注力し、リサイクルプロセスの最適化を進めています。特に浜松に設置されたメカニカルリサイクルの実証設備では、様々な廃プラスチックのリサイクル手法が顧客と協力して検証されています。

駒澤大学では、このような取り組みに賛同し、社会連携プロジェクトを通じて学生たちが主体的にリサイクル活動を行う場を提供しています。その中で、学生たちが集めたペットボトルキャップを利用し、応援ダルマを制作するアイデアが生まれました。

「Re Dharma」の誕生



Re Dharmaは、駒澤大学の学内で集まったペットボトルキャップをリサイクルして製作されています。このダルマは、駅伝やその他のイベントで駒大生の活躍を応援する象徴としての役割を果たします。自らの努力と想いを次世代へと繋げるための大きな輪を象徴しているのです。

展示と応援札の取り組み



今後、Re Dharmaは駒澤大学キャンパス内や駒沢パーククォーターで展示される予定です。2025年12月26日から2026年1月3日までの期間には、多くの人々が訪れることが期待されています。さらに、来場者からは緋色の応援札を貼り付けてもらうことも計画されており、より多くの人とつながる場を提供することを目指しています。

さまざまなステークホルダーとの協力



このプロジェクトの実現には、市民、自治体、教育機関、リサイクラーなど、多様なステークホルダーが関わっています。特に、株式会社中部日本プラスチックの協力のもと、リサイクルプロセスの実証実験場が設置されており、技術開発が進められています。このように、広範な協力と連携によって、廃プラスチックのリサイクルにおける社会実装に向けた努力が続けられています。

未来への展望



三井化学と駒澤大学のこのプロジェクトは、今後も続けられる見込みです。リサイクル活動を通じて、学生たちが持つ感情や思いが形となり、社会全体に影響を与えていくことが期待されています。環境への意識の向上や、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出すこの取り組みは、多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。私たち自身も、日常生活の中でリサイクルに対する意識を高め、参加することが求められています。環境問題に対する取り組みは、私たち一人ひとりができることから始まるのです。

会社情報

会社名
三井化学株式会社
住所
電話番号

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