サラヤ、新しいHUEシリーズを導入し業務効率化を推進
株式会社サラヤは、固定資産管理および財務・資金管理の領域で、ワークスアプリケーションズのERPパッケージソフトウェア「HUE」の追加導入を決定しました。この決定は、2027年4月から施行される新リース会計基準に適応し、業務の効率化を図ることを目的としています。今回の導入により、サラヤは制度への迅速な対応と同時に、資金管理にかかる工数の大幅な削減が期待されています。
追加導入の背景とニーズ
サラヤはこれまでも「HUE」シリーズを活用しており、その運用実績と信頼性が高く評価されていました。今回の新たな導入に至った背景には、いくつかの重要なニーズが存在します。
1.
新リース会計基準への迅速な対応
新しいリース会計基準は、2027年4月から適用されるため、これに対応するための準備を進めることは急務です。「HUE」を利用することで、必要な制度対応を迅速に行える体制を整えることが可能になります。
2.
資産棚卸管理機能の充実
固定資産管理の強化には、資産棚卸が欠かせません。「HUE」はこの機能が充実しており、業務の精度向上に寄与します。
3.
柔軟な資金繰り管理
借入管理機能や各種手数料設定機能により、実務に即した対応が可能です。特に、既存の「HUE」シリーズの債権債務情報との連動性を活かし、資金繰りを柔軟に管理できる点が評価されています。
業務工数の大幅削減への期待
サラヤでは、すでに会計領域で「HUE」を導入しているため、各領域間のデータ連携がスムーズに行えます。このことにより、資金繰りに関する業務工数は20%以上削減することが期待されています。これにより、経理部門の負担軽減と効率化が実現されるでしょう。
経理部の部長である八瀬様は「以前より業務改善に取り組んでいましたが、新リース会計基準の公表がきっかけで、固定資産と資金管理の見直しを進めました。HUEは信頼性の高いシステムであり、制度対応のみならず資金業務の最適化にも大きく寄与してくれると期待しています。」とコメントしています。
HUEの特徴
「HUE」は、日本の大手企業向けに開発された国産ERPであり、顧客のフィードバックを基に成長を続けています。6700以上の標準機能を搭載し、業種や業態を問わず広範な業務要件に応えています。また、2200社以上での導入実績が、その信頼性と高い評価を支えています。フィット率は業界の中でも97%を記録しており、顧客のニーズに敏感に対応しています。
会社概要
ワークスアプリケーションズは1996年に設立された日本発のERPパッケージベンダーであり、ノーカスタマイズや無償バージョンアップなどの革新的なソリューションを提供してきました。彼らの目指すところは「作業」を「創造」に変え、「仕事」を楽しくすることです。今後も、企業と個の価値を最大化する「成長エンジン」となることを目指しています。
数多くの企業が期待を寄せる「HUE」シリーズの追加導入が、サラヤの今後の成長にどのように寄与するのか、その行方が注目されます。
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本記事は、サラヤ及びワークスアプリケーションズからの情報を基に作成されました。