カーボンニュートラル段ボール
2025-09-29 14:05:12

環境配慮の新境地を開く『カーボンニュートラル段ボール』の初出荷

環境配慮の新たな挑戦:カーボンニュートラル段ボールの誕生



株式会社斎藤英次商店が発表した『カーボンニュートラル段ボール』は、業界における画期的な取り組みとして受け取られています。この新しい段ボール素材は、脱炭素社会の実現に向けた重要なステップであり、特に製紙業界における環境負荷の軽減に寄与することが期待されています。

カーボンニュートラル段ボールの背景



近年、カーボンニュートラルの重要性が増す中、さまざまな産業で温室効果ガスの削減が求められています。特に製紙業界では、包装資材の需要の高まりと環境問題の両立が大きな課題となっています。斎藤英次商店は、これまでの古紙回収やリサイクルの経験を基盤に、最新の環境技術を駆使してCO₂排出量を実質ゼロにする『カーボンニュートラル段ボール』を開発しました。この取り組みを通じて、環境に配慮した新しい原料供給が可能となりました。

製品の特長



『カーボンニュートラル段ボール』の特長は以下の通りです:
1. CO₂排出量を実質ゼロに
斎藤英次商店では、古紙の回収や加工過程で発生するCO₂排出量をオフセットし、実質的にゼロに抑えています。
2. 資源循環の推進
回収から供給の一連のプロセスを通じて、資源の有効活用とサーキュラーエコノミーを強化しています。
3. 環境価値を含んだ素材
企業としての姿勢を示すため、価格だけでなく環境への価値を提供しています。

この製品は、斎藤英次商店の車両で回収された古紙をリサイクルセンターで加工しており、全ての過程でのCO₂排出量をいかにして削減したかが核心です。特に、納品時の輸送に関してもCO₂の排出量を算定し、オフセットしています。

初出荷の詳細



新商品『カーボンニュートラル段ボール』は、2025年4月にリリースされ、9月15日と翌日の16日にそれぞれレンゴー株式会社といわき大王製紙株式会社へ初出荷及び納品が行われました。これにより、具体的な製品が市場へ供給され、環境意識の高い企業との連携が始まりました。

今後の展望



斎藤英次商店は今回の取り組みにとどまらず、今後も国内外での製紙会社との連携を深化させ、サプライチェーン全体の脱炭素化に貢献していく意向を示しています。そのためには、持続可能な原料供給システムの構築をさらに強化し、資源循環型の社会を実現することを目指します。

この新しい段ボール素材が、環境問題解決への一助となり、他の企業にも良い影響を与えることを期待しています。

企業概要



斎藤英次商店は1946年に設立され、リサイクルを通じて環境問題に取り組む企業です。その企業理念は「物の価値と心の価値をつなぎ、世界を豊かにする」というものであり、その実現に向けた活動に力を入れています。

詳しい情報や製品については、公式ウェブサイトやSNSでご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社斎藤英次商店
住所
千葉県柏市柏6-1-1流鉄柏ビル3F
電話番号

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