寝屋川市と地域防災応援団が協定を締結
2022年2月8日、大阪府寝屋川市と特定非営利活動法人寝屋川市地域防災応援団が「寝屋川市における災害時の応援に関する協定」を締結しました。この協定は、災害が発生した際に市が行う応急対策や復旧作業を支援することを目的としています。
締結式の様子
締結式は寝屋川市役所の議会棟にて行われ、出席したのは、兵頭代表理事や広瀬市長など多くの関係者でした。この重要な合意は、寝屋川市にとって地域災害支援の新しいモデルとなることが期待されています。
地域防災応援団の設立背景
寝屋川市地域防災応援団は、地域での災害対応力を高めるために設立された団体です。代表取締役の兵頭眞を中心に、地元企業や団体が集まり、地域の安全と未来を守るために連携しています。近年、南海トラフ地震の発生確率が増大している中で、新型コロナウイルス感染症の影響も受けて、災害支援の需要は高まっています。
このような背景から、地域事業者は自らの力を結集し、災害支援の体制を強化していくことを目指しています。いつ発生するかわからない災害に備えて、地元の事業者が協力し合うことが重要であると感じています。
引き受ける業務内容
協定では、具体的に以下の業務を引き受けることが決まっています。
- - 災害応急対策や復旧のための人材や重機の調達
- - 被害情報の収集と提供
- - 必要な物資や資機材の輸送
- - 要配慮者や傷病者の搬送
- - 公共施設や設備の応急の復旧
- - 災害廃棄物の収集・運搬
- - 被災者の宿泊場所の提供
- - 災害時の家屋被害認定
このように、地域の多様なニーズに応じた支援体制が整えられることにより、市民の安全が一層確保されるでしょう。
地域と連携する未来
寝屋川市地域防災応援団は、災害発生時において地域を守るための活動を展開することを決意しています。各事業者が小さな力を結集することで、災害支援の「標準化」を実現し、より効率的な応援が可能になると信じています。この協定を契機に、寝屋川市の防災力が一層強化され、市民が安心して暮らせる未来を築いていくことを強く希望しています。
団体概要
- - 団体名: 特定非営利活動法人寝屋川市地域防災応援団
- - 所在地: 大阪府寝屋川市東大利町2番12号
- - 代表: 兵頭 眞
- - 設立: 2021年2月1日
- - 目的: この法人は寝屋川市で発生した風水害や地震に対して、応急処置や地域復興のための活動を行うことを目的としています。これからも地域の安全を実現するために、活動を続けてまいります。
この協定がもたらす新たな連携と支援体制の強化は、寝屋川市の歴史に新しい1ページを刻むことでしょう。