自転車でつなぐ復興の輪!「CYCLE AID JAPAN 2013」の全貌
東日本大震災から時間が経過した今も、被災地の復興を忘れないという熱い思いが、多くの人々の胸に息づいています。そんな中、一般社団法人自転車協会が主催するサイクリングイベント「CYCLE AID JAPAN 2013」が、今年も岩手県、宮城県、福島県の3県を舞台に行われることが決まりました。日時は6月1日、2日、8日、9日の4日間で、全国から集まる自転車愛好者が東北の公道を自転車で駆け抜けることで、復興支援を目的にしたこのイベントは、なんと日本最大規模の一般参加型サイクリングです。
開催日程とコースの詳細
「CYCLE AID JAPAN 2013」では、ロングコース90km~100kmに加え、50km前後のミドルコースも整備されており、幅広い参加者に対応しています。特に参加者の総走行距離に応じて復興支援の寄付金が設定される「サイクリングチャリティ」が実施されるため、単に走るだけでなく、走った距離が具体的な支援につながるという点が大きな魅力です。
- - 6月1日: 盛岡~花巻(ロング105km、ミドル55km)
- - 6月2日: 花巻~一関(ロング90km、ミドル60km)
- - 6月8日: 松島~白石(ロング80km、ミドル75km)
- - 6月9日: 白石~福島(ロング90km、ミドル55km)
ボランティアツアーで地域貢献
また、特別企画として「ボランティアツアー in 気仙沼大島」が実施予定で、参加者は1日目にボランティア活動を通じて地域の復旧作業に貢献し、2日目には自転車で観光や散策を楽しむことができます。このように、イベントを通じて楽しみながら地域の支援に参加できるのは、大きな魅力です。
スペシャルサポーターの参加
さらに、今年は優木まおみさんとサンドウィッチマンさんがスペシャルサポーターとして大会に参加。彼らはイベントのPR活動を行い、訪れる多くの人たちに復興のメッセージを届けます。特にポジティブな影響を与える存在として、参加者との交流が期待されます。最終日の6月9日には、福島市にてグランドフィナーレイベントが開催されるため、市民との交流も楽しみです。
参加申し込みについて
参加申込は、2月13日から5月2日まで、スポーツ大会エントリーサイト「JTBスポーツステーション」で受け付けており、約2400名の参加者を募集中です。大会への参加は、成人の健康な方(18歳以上)が対象で、未成年者は保護者同伴が必要です。興味がある方は、早めに申し込みを検討しましょう。
公式情報
大会に関する詳細情報は公式ウェブサイト(http://cycle-aid-japan.jp/)で随時更新されますので、ぜひ来年の大会参加をご検討ください。参加者自身が自転車の楽しさを体感しながら、復興支援に貢献する貴重な機会です。自転車に乗り、東日本の美しい景色を楽しみながら、大切な思い出を作りましょう!