姫路城前の新たな取り組み！「はーとふるSHOP」で障害者支援が進化

姫路城の目の前で新しい試みに挑戦！

兵庫県姫路市で、障害者支援を目的とした「はーとふるSHOP」が新たな一歩を踏み出しました。 September 20日より、姫路城前にある「家老屋敷跡公園便益施設」の民間店舗内において、初の委託販売が開始されます。
この取り組みは、従来の市役所1階での対面販売に加えて、新たな顧客のニーズを掘り起こそうとするもので、その背景には障害福祉事業所の販売力強化や収益向上の狙いがあるのです。

ショップの背景

「ひめじはーとふるSHOP」は、姫路市が市内の障害福祉サービス事業所が制作した商品を展示・販売する場所として、平成22年2月から運営されています。この取り組みによって、障害のある方たちが製作した品々が地域の人々に届けられるとともに、彼らの労働の対価として工賃を得ることができる仕組みが確立されています。

9月20日からの委託販売により販売機会が増え、来店者にはさまざまな商品の魅力が伝えられる期待があります。特に、姫路城の観光客が増えることを見越して、手工芸品や高付加価値のアイテムをラインナップし、観光と地域支援の両立が図れそうです。

販売商品とアート展示

ショップでは、姫路城にちなんだグッズや、障害者が制作したアート作品が並びます。たとえば、姫路城はがきさをり織ポーチや姫路レザーを使った小物など、多彩な商品が取り揃えられています。また、アート作品は、障害者が自ら表現する機会を享受し、彼らの社会参加を促す狙いがあります。
店内には、障害者アート作品5点が展示されており、それぞれが独自の魅力を放っています。
展示は約4ヶ月ごとに入れ替える予定で、常に新しい発見が待っています。