横浜美術館が新たに生まれ変わる!
2024年2月8日(土)、横浜美術館が全館リニューアルオープンを迎えました。この改修により、誰もが自由に様々な楽しみ方ができる美術館として生まれ変わりました。特に注目すべきは「じゆうエリア」の拡充で、無料でくつろげるスペースが増えました。
無料のくつろぎ空間「じゆうエリア」
エントランスホールの「グランドギャラリー」を中心に設けられた「じゆうエリア」では、訪れる人々がより充実した体験を感じられるように、新たな施設が多数用意されています。飲食ができる「まるまるラウンジ」や、家族連れにおすすめの「くつぬぎスポット」、大階段の周りでは静かに本を読むことができるスペースも登場。美術図書室のリニューアルも手伝い、アートを楽しむだけでなく、リラクセーションの場としても機能します。
「おかえり、ヨコハマ」展とコレクション展
リニューアルオープンを機に行われる「おかえり、ヨコハマ」展は、アートを通じて新しい横浜の姿を探る魅力的な展覧会です。企画を担当したのは蔵屋美香館長で、横浜の歴史を遡り開港前の人びとや女性、子どもたちにスポットを当てています。展示の中には、横浜で発見された縄文時代の土器や、セザンヌやピカソ、奈良美智などの作品も含まれます。特に親子で楽しめる「子どもの目でみるコーナー」は大人にとっても新しい発見がある場所です。また、横浜美術館所蔵の作品をテーマごとに紹介するコレクション展も行われ、アートの世界を存分に楽しめる機会が提供されています。
イベントとオンラインコンテンツ
リニューアルオープンの際には、家族で美術館を探検するための多くの仕掛けが用意されており、トークやツアーなどの関連イベントも豊富です。さらに、横浜美術館の改修過程を記録した映像作品「KAIROS/カイロス」も公開され、美術館の舞台裏を知ることができる貴重な体験が待っています。
このリニューアルで、多くの人々にとってアートが身近に感じられる存在となることが期待されています。横浜美術館を訪れる楽しみがますます広がるこの機会を、お見逃しなく!
詳細は公式サイトやプレスリリースをご覧ください。