2025年12月フリーランス案件単価動向
フリーランスエンジニアやITフリーランスの需要が高まる中、INSTANTROOM株式会社が運営する「フリーランスボード」は、2025年12月のフリーランス案件に関する市場動向を発表しました。これを元に、フリーランス市場の単価やリモートワークの状況について詳しくお伝えします。
フリーランス案件の市場動向
2025年12月6日時点での調査によると、掲載されている304,722件の案件の月額平均単価は75.0万円となり、最高単価は295万円に達しています。ここからわかるのは、フリーランス市場が健全に成長していることです。
特にフルリモート案件は全体の25.9%、一部リモート案件は57.5%という比率を占めています。一方で、常駐案件は16.6%に留まっており、リモートワークの普及が進んでいることが数字からも読み取れます。これらのデータは、フリーランス業界が働き方に関しても柔軟性を求めていることを示しています。
開発言語別の月額平均単価
フリーランス案件の中でも特に人気の高い開発言語について見ると、2025年11月と比較し多くの場合で単価が上昇しています。月額平均単価が最も高いのは「Rust」で83.1万円、次いで「Ruby」が82.5万円です。これらの言語はそれぞれの特性から企業に求められるスキルが高く、技術者にとっても魅力的な選択肢となっています。
- - Rust: メモリ安全性が高く、並行プログラミングをサポート。
- - Ruby: 動的型付け、シンプルな文法、豊富なライブラリが特徴。
フレームワーク別の月額平均単価
続いてフレームワーク別の動向でも、2025年11月との比較で単価が上昇しています。最も高い単価を誇るのは「Ruby on Rails」で84.3万円、これに続くのは「FastAPI」の84.1万円です。これらのフレームワークは開発効率を高め、需要が高まる背景にある理由とも言えます。
- - Ruby on Rails: 規約重視で開発の生産性を向上。
- - FastAPI: 非同期処理をサポートし、高速なパフォーマンスが魅力。
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