IoTセキュリティを学ぶ「ZeroVulnCamp」の全貌
2024年12月、株式会社ゼロゼロワンが新しいIoTセキュリティ演習プログラム「ZeroVulnCamp」を発表しました。このプログラムは、現代のIoT環境において必須の技能を実践的に学べる内容で、多くのセキュリティ課題に取り組みながら、実務に役立つ能力を向上させることを目的としています。
プログラムの特徴
「ZeroVulnCamp」は、以下の3つの特徴を持っています。
1. 実践的な課題と適切な評価
ゼロゼロワンは過去の実績を元に、IoT機器に頻発する脆弱性とその修正方法を課題に組み込んでいます。これにより、受講者は実務に役立つスキルを養うことができます。
2. 一貫したプロセス体験
このプログラムでは、攻撃者目線での脆弱性検出、開発者目線での修正、専門家からのフィードバックを受ける一連のプロセスを体験できます。これにより、具体的な改善点を理解しながらスキルを向上させることが可能です。
3. 簡単に始められる環境
特別な準備は不要で、IoT機器を模擬した仮想環境で受講できるため、アクセスも簡単です。これにより、利用者はすぐにプログラムに取り組むことができます。
対象となる利用者
「ZeroVulnCamp」は、経験の浅い開発者だけでなく、品質保証に努める経験者にも有効です。特に、IoTデバイスのセキュリティ対応に関する一連のプロセスを系統的に学べるため、さまざまなバックグラウンドを持つ利用者が利用可能です。また、実際に存在する脆弱性を基にした課題に取り組むことで、偏りのない知識を深められます。
背景と目的
急速に普及するIoT機器の一方で、サイバー攻撃も増加しています。脆弱性に即対応できる体制が求められていますが、コスト重視の対応では効果が薄く、再発のリスクを伴います。ゼロゼロワンの「ZeroVulnCamp」は、実務経験から得た貴重な知見を基に、脆弱性を未然に防ぐ能力を育成することを目指しています。
今後の展望
今後、新たに公表されたCVE(Common Vulnerabilities and Exposures)を題材にした演習課題の追加が予定されています。また、顧客ニーズに応じたカスタム課題の提供も計画中。特定の攻撃シナリオに基づいた演習など、さらなる内容充実を図っていきます。パートナー募集も行っており、産学連携による共同開発が期待されています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ゼロゼロワン
- - 所在地: 東京都渋谷区本町4-22-10 パークハビオ渋谷本町レジデンス219号
- - 設立: 2019年8月23日
- - 事業内容: IoT機器のセキュリティ解析、コンサルティング、調査研究
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