日本酒とアートの共演
2025-06-27 20:57:21

日本酒とアートが織りなす美しきハーモニー、350×プロジェクトの新展開

日本酒とアートが織りなす美しきハーモニー、350×プロジェクトの新展開



京都市伏見区に本社を置く玉乃光酒造株式会社は、創業から350年を迎えるにあたり、伝統的な日本酒造りと現代アートの融合に挑む「350×(カケル)プロジェクト」を展開しています。このプロジェクトは2024年に始まり、国内外の多様なアーティストとの協働を通じて、日本酒を通じて新しい価値や出会いを生み出すことを目指しています。

シリーズ2のテーマ「仲間」



2025年3月15日、シリーズ2が数量限定で発売されました。テーマは「仲間」。製造メンバー全員が主体的に関わり、いつもとは少し異なるアルコール度数を設定することで、軽やかで香り豊かな日本酒を完成させました。この製品は、全量手洗いで丁寧に洗米し、香りが引き立つ麹を使用することで、アルコール度数が低いながらも飲みやすく、旨味をしっかり感じることができるように仕上げられています。

アーティストとのコラボレーション



第二弾では、6名のアーティストが参加し、それぞれ独自の視点で“白い瓶”というキャンバスにデザインを施しました。たとえば、若手アーティストのColorful U-goは、作品「左目の達磨」を通じて、「終わりのないこだわり」をテーマに夢を追い続ける過程の象徴を描いています。彼は、作品への深い愛情を込め、右目を描かずに未完成の美しさを大切にしたいと語ります。

クリエイティブ集団「ぎるぐる」は、対極の存在が混ざり合うテーマで作品を制作し、参加者と観客が物語に関与する体験型ストーリーテリングを追求します。韓国出身のイラストレーターPORAは、日本と韓国をつなぐ海を背景に、幸運を運ぶツバメを描くことで、玉乃光の楽しさを伝えています。

さらに、沖縄出身のアーティストSAICCHEEEは、現代社会のデストピア的な側面を表現し、思考の「気づき」によって生まれる喜びを日本酒と調和させることを目指しています。

新たな発見と深まり



このプロジェクトは、素材選びや製造過程においてもこだわりが見られます。毎日細やかに仕込み水の調整を行い、上槽直後の生酒からは吟醸香がふんわりと広がります。こうした技術的な議論を通じて、醸造チーム内での新たな発見や理解が深まり、よりクリエイティブで楽しい酒造りが実現しました。

限定商品の詳細



商品名は「350+/350×Series2」、原料は岡山県産の米と米こうじを使用し、アルコール度数は13%。720mLの容量で、販売価格は5,500円(税込)です。アーティストラベル6種が用意され、中身は共通で、各種300本限定販売されます。販売は350オンラインショップで行われ、発売は2025年3月15日です。

会社情報



玉乃光酒造株式会社は、350年の歴史と共に新たな価値を創出し続けています。公式サイトでは、さらなる詳細情報や購入ページも用意されています。日本酒とアートのコラボレーションによる新たな展開を、ぜひお楽しみください。


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会社情報

会社名
玉乃光酒造株式会社
住所
京都府京都市伏見区東堺町545-2
電話番号
075-352-1673

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