新潟県三条市の新たな取り組み
新潟県三条市では、オリジナルTVアニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」の放送から3周年を記念し、地域の魅力を高めるための特別なプロジェクトがスタートします。このプロジェクトはクラウドファンディング型のふるさと納税を利用したもので、地域のシンボルとしてご当地マンホールを設置します。
プロジェクトの概要
このマンホールは、アニメのキャラクターであるせるふとぷりんをデザインしたもので、設置予定日は10月5日です。場所は三条市元町のステージえんがわ敷地内となっています。設置日に合わせたお披露目イベントも予定されていますので、ファンにとっては特別な瞬間となるでしょう。
寄附方法と特典
寄附は「ふるさとチョイス」ポータルサイトを通じて行え、専用のプロジェクトページから参加可能です。寄附金の目標額は100万円で、目標達成の可否にかかわらず、集まった寄附金はプロジェクトに活用されます。
寄附者には様々な特典が用意されています。例えば、オリジナルマンホールのデザインが施されたコースター(3枚組)や、特製のお礼状が送付されます。また、寄附の際にファンネームを記入すると、一ノ木戸商店街「DIYファンベース」でファンネームが掲示される特典が得られるのです。これらの特典は、10月6日以降に順次発送される予定です。
三条市の魅力
三条市は金属加工業を中心とした「ものづくりのまち」として知られています。隣の燕市と併せて「燕三条」と称され、質の高い製品が多く生産されています。例えば、広く訪れる人々に愛用されているネイルケア商品や、伝統工芸品の包丁などがその一例です。
2021年には、工場見学ができる展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」が世界的に権威のある『Red Dot Design Award』でグランプリを受賞しました。このような実績が、三条市のものづくり文化の高さを示しています。
さらに、アウトドアメーカーとしての認知も高まり、地域で育まれる高品質な農産物、特に幻の西洋梨であるル レクチエも観光資源として魅力です。
クラウドファンディング型ふるさと納税の意義
これは単なる寄附ではなく、地域を応援し、貢献したいという思いを具現化するシステムでもあります。具体的な事業への寄附を通じて、地域の活性化を促進する視点から、多くの人々がこのプロジェクトに共感し、寄附してくれることを目指しています。
このプロジェクトは「DIY!!」ファンだけでなく、三条市を応援したいと思うすべての人々にとって素晴らしい機会です。地域の魅力を感じながら、ぜひこの取り組みに参加してみてはいかがでしょうか。