丸亀製麺、韓国ソウル1号店オープン
2025年9月15日、讃岐うどん専門店「丸亀製麺(MARUGAME UDON)」が韓国・ソウル市内のロッテワールドタワーモールにグランドオープンします。この新しい店舗のオープニングセレモニーには、トリドールホールディングスの代表、粟田貴也氏や、丸亀製麺の山口寛氏も出席し、新たな挑戦の幕開けを祝いました。
丸亀製麺の海外展開
2011年から始まった海外展開は、これまでハワイや台湾、イギリスなど多岐にわたります。韓国への出店により、丸亀製麺のグローバルな展開は12カ国に広がりました。今後の計画として、韓国では5年間で35店舗の展開を目指しています。
韓国市場への期待
日本食の人気が高まる韓国では、特に日常的な食材である「うどん」の需要があるとされています。このため、丸亀製麺は韓国市場に向けた店舗展開を積極的に進めています。出店先のロッテワールドタワーモールは、ショッピングやエンターテイメントが楽しめる大規模な複合施設で、観光客や地元の人々が訪れる人気スポットです。
メニューのバリエーション
店舗では、製麺機や茹で釜が日本と同様の設備が整えられており、現地のスタッフが日本の技術を習得した上で、粉から生地を作り料理を提供します。定番メニューには、「かけうどん」の他に、地元の味覚に寄せた「青唐辛子ぶっかけうどん」や「チキンと野菜のぶっかけうどん」も用意されており、韓国の美食文化への配慮が感じられます。これにより、日本の「うどん」が韓国の食卓にも合う形で進化していることが伺えます。
メニュー例
- - 青唐辛子ぶっかけうどん:7900 KRW(約830円)
- - チキンと野菜のぶっかけうどん:12,300 KRW(約1,290円)
すべてのうどんは温かいものと冷たいものを選べるようになっており、韓国の冷麺文化に対応しています。
オープニングセレモニーの模様
オープン初日には粟田氏と山口氏によるテープカットが行われ、関係者の思いが込められたセレモニーが進行されました。トリドールホールディングスが掲げるスローガン「食の感動で、この星を満たせ」は、まさに今回の展開にも反映されています。
地元企業との協業
Lotte GRSとの協業により、店舗の運営もスムーズに展開される見込みです。Lotte GRSは韓国のフランチャイズ運営において豊富な経験を持ち、提携を通じて新たな成功の道を切り開いていくことが期待されます。
今後の取り組み
トリドールホールディングスは、今後も「食の感動体験」を追求し、世界中の人々に喜ばれる食文化を広めるための挑戦を続けます。丸亀製麺も、この地でさらなる成長を遂げ、韓国のお客様に愛される店舗作りを目指しています。これまでの成功を踏まえた上で、より多様なメニューとサービスを提供し、次世代の食文化の創造を目指します。
丸亀製麺の目標
今後の目標として、韓国市場でのブランド認知度を高め、「本物の讃岐うどん」を提供することで、地元の方々からも長年にわたり愛される存在になることを期待しています。トリドールグループとともに、さらなる挑戦が続いていくことでしょう。