アスエネとWorld Football Summitが結んだグローバルパートナーシップ
アスエネ株式会社は、シンガポールに本社を置く海外現地法人ASUENE APAC Pte. Ltd.が、国際的なフットボール産業における重要なイベント「World Football Summit」(以下、WFS)とのパートナーシップ契約を締結しました。この提携により、アスエネは同イベントにおいて持続可能な運営を推進する役割を担いいています。
パートナーシップの背景
気候変動が深刻な問題として取り上げられる現代、スポーツイベント業界でもCO2排出量を視認できるようにし、その削減に取り組む動きが広がっています。特にフットボール業界では、サステナブルな運営が求められ、様々なクラブやリーグがその方針を強化しています。
このような流れの中、WFSは「グリーンな運営手法の導入」「カーボンフットプリントの削減」「再利用資源の活用促進」の重要性を掲げています。アスエネは、先進的なCO2排出量見える化クラウドサービスを提供し、大会における事前および事後の排出量算定を通して、サステナブルなイベント運営の実現を目指しています。
香港大会の実施内容
9月3日と4日に開催された香港大会では、アスエネが大きな役割を果たしました。具体的には、CO2排出量の算定、オフィシャルグローバルサステナビリティパートナーとしての参画、さらに社会貢献活動として竹の植林活動を含むワークショップも行われました。イベントのパネルディスカッションでは、Jリーグの相田鉄弥氏や鹿島アントラーズの春日洋平氏、アスエネのマネージング・ディレクターである濱田雅章が登壇し、フットボールビジネスにおける持続可能な取り組みについて意見を交換しました。
World Football Summitとは
WFSは、2016年から開催されている国際カンファレンスであり、世界のフットボール関係者が集まり、持続可能で包括的な産業の未来を議論します。これまで28回の開催を誇り、毎年各地で多くの業界関係者が参加します。香港大会には70以上の国から4000人以上の参加者が集まり、著名なスピーカーたちも活躍しました。
ASUENEのサービスとその意義
アスエネが提供する「ASUENE」は、CO2排出量の見える化・削減・報告を支援するクラウドサービスです。このサービスでは、AIを活用したScope1-3の排出量の可視化や、各種国内外の規制に対応したコンサルティングを行い、持続可能な運営を実現するための専門知識も提供しています。アスエネは、国内で最も多くの導入実績を持ち、環境意識の高まりと共にそのニーズも急増しています。
今後、アスエネは国際的なスポーツイベントにおいても、サステナビリティの意識を高め、環境負荷を低減する取り組みを強化していくことでしょう。