2026年製薬会社主催Web講演会参加実態調査
株式会社スマートホスピタルのUpstreamマーケティング支援事業本部は、682名の大腸がん領域の専門医を対象に「製薬メーカー主催Web講演会の参加状況および参加契機」についてのアンケート調査を実施しました。今回の調査は、医師の情報収集手段としてのWeb講演会の現状を、定量的なデータで示すことを目的としています。
調査の背景
製薬メーカーが主催するWeb講演会は、近年医師による情報収集手段として広く利用されています。しかし、医師がどのメーカーの講演会に参加しているのか、またその認知に至る経路については定量的なデータが不足していました。これに対応する形で、当調査では大腸がん専門医を対象に参加実態やきっかけを把握しました。
調査結果の概要
1. 2026年のWeb講演会参加状況
調査の結果、2026年に参加した製薬メーカー主催のWeb講演会の中で最も多かったのが「大鵬薬品工業」で、参与率は30%に達しました。続いて「武田薬品工業」が28%、さらに「日本イーライリリー」が25%、以下「小野薬品工業」22%、中外製薬19%、ツムラ18%、科研製薬、テルモ、第一三共がそれぞれ17%という順位でした。
2. 参加のきっかけ
Web講演会に参加するきっかけとして最も多かったのは「Upstream」であり、65%がこのプラットフォーム経由で参加していました。次に「エムスリー」が55%で続き、さらに「メーカー担当者の案内」が30%、次いで「ケアネット」が24%、日経メディカルが18%、HOKUTOが14%、メドピアは10%となりました。これらの結果から、医師専門メディアを通じた認知が参加の大きな要因であることが明白です。
調査から得られる示唆
この調査結果は、医療メディアを活用した情報提供の重要性を示しています。具体的には、Web講演会や動画コンテンツを通じた情報の提供や、施設規模、診療科に応じたターゲティング配信が有効であることを示唆しています。また、医師の意識や行動を把握するためのリサーチ・調査が、今後のアプローチ手段として重要であることが理解されます。
特に、製薬会社の担当者にとっては、現在のメディアがリーチする層に限界があり、視聴する医師の層が偏っているといった課題があります。こうした背景を考慮すると、Upstreamは、医師との高効率なリーチを達成する可能性を秘めています。
まとめ
スマートホスピタルによる今回の調査結果は、Web講演会への参加実態やきっかけを明らかにし、製薬メーカーがより効果的な情報提供を行うための重要なデータを提供しています。医療の現場で必要とされる情報を、適切に届けるための取り組みが今後も求められるでしょう。