感染管理における信頼を基にした組織運営
感染対策の重要性が高まる中、株式会社モレーンコーポレーションは2025年11月22日に一橋大学にて「第11回日本感染管理ネットワーク関東支部地方会」への共催を発表しました。このセミナーでは、株式会社アナザーヒストリーの佐藤悠希氏が講師を務め、感染管理に関する新たなコミュニケーション手法について深掘りします。
セミナー概要とポイント
セミナータイトル
「今さら聞けない、感染管理に必要な“勇気づけコミュニケーション” ~正論より信頼。傾聴・質問・目的論で人は変わる~」
本セミナーは、コミュニケーションの課題に直面している医療現場を対象に、組織内での信頼構築を如何に進めるかを探ります。多職種間での指示の伝達が必要な現場において、医療従事者が「どうすればできるのか」を中心に考察する機会となります。
理解を深める3つの視点
1.
目的論的アプローチ: 問題を解決する際には「なぜできないのか」ではなく、「どうすればできるのか」を共に考える姿勢が重要です。
2.
傾聴と質問: 相手の思いや背景を深く理解し、信頼関係を築くことが、効果的なコミュニケーションの基盤になります。
3.
勇気づける方法: 受動的な行動から自主的な参加を促すためのアプローチが必要です。
これらの視点をもとに、心理学に裏打ちされた正しいアプローチにより、組織全体が主体的に感染対策に取り組むことを目指します。
バンドルルームとは?
このセミナーで紹介される「バンドルルーム」は、医療機関向けのエンゲージメントサーベイです。組織内の「関係性の質」を分析し、チーム力を向上させることを目指しています。具体的には、各部門でのスタッフの期待度と満足度の乖離を数値化し、組織改革の指標として利用されます。
期待される効果
- - 定着率の向上: 離職防止につながります。
- - 生産性の向上: チームの結束が高まり、業務の効率が改善されます。
- - 医療の質・安全の向上: 院内感染予防や医療安全が強化されます。
- - 持続可能な病院経営: 相互の満足度を高めながら質の高い医療を提供します。
セミナーの詳細は以下の通りです:
- - 日時: 2025年11月21日(金) 14:45~15:25
- - 会場: 一橋大学 一橋講堂
- - 座長: 平松玉江先生 (国際医療福祉大学 成田病院)
- - 講師: 佐藤悠希氏 (株式会社アナザーヒストリー)
- - 共催: 株式会社モレーンコーポレーション
今回のセミナーは、現場の医療従事者が主体的に感染対策に取り組むための鍵となることでしょう。質の高い医療を提供し続けるために、一緒に新しいアプローチを学びましょう。
会社情報
株式会社モレーンコーポレーションは、1993年の設立以来、感染対策に特化したコンサルティングと製品紹介を行っています。全国の感染症指定医療機関の7割超と取引実績があり、感染予防の現場を支援し続けています。
モレーンの公式サイトはこちら
本セミナーを通じて、医療の現場が抱える課題を共に乗り越える方法を探求しましょう。