太陽光発電監視
2015-03-13 00:00:01

低コストで実現する太陽光発電の監視システムが登場

低コストで実現する太陽光発電の監視システムが登場



東京都渋谷区に本社を構える渡辺電機工業株式会社が、業界最安値の価格で提供する新たな太陽光発電監視システムを発表しました。このシステムは、「Web対応エネルギー監視モジュール(WTM-PW04)」に加え、セイコーソリューションズ株式会社が提供する「エネルギー監視ソフト(GreenTALK Lite)」を組み合わせたもので、中小規模の太陽光発電所に向けて設計されています。

システムの主な機能



本システムの特徴として、以下の機能が挙げられます。まず、単位電力コンディショナーごとの発電量を遠隔地から監視できるため、実際の発電状況をリアルタイムで把握できます。さらに、温度や湿度、日射量といった複数のデータをグラフ形式で視覚的に確認することができるため、環境の変化に応じた迅速な対応が可能です。

また、計測データは指定したメールアドレスに送信できるため、スマートフォンなどで簡単に確認できます。特に、通信インフラが整っていない環境でもモバイルルータと組み合わせて使用することができ、どこでも導入が可能です。最後に、このシステムはGreenTALKの簡易版に基づいていて、過去のノウハウを活かした信頼性の高い製品です。

開発の背景



近年、中小規模の太陽光発電所では常駐する管理者がいないケースが増えており、遠隔監視のニーズが高まっています。こうした発電所では、パワーコンディショナーやソーラーパネルなどの故障の早期発見が求められていますが、従来の監視システムは高額でなかなか導入しづらい状況でした。今回のローコストシステムは、こうした問題を解決するために開発されたものです。

導入のメリット



導入することで、発電効率の向上だけでなく、故障の予防にも繋がります。多くの中小発電所で見られる発電量不足の原因に、設備トラブルがあげられますが、この新しい監視システムを利用すれば、事前に問題を特定し、適切な対策を講じることができます。そうすることで、売電収入の維持が期待できるのです。

販売情報



このローコスト太陽光発電監視システムの受注は2015年3月13日から開始されており、初年度の販売目標は100システムです。販売価格はWeb対応モジュールとGreenTALK Liteを合わせて約30万円で提供されますが、通信費用やルーター代は別途必要となります。また、契約期間の縛りがなく、柔軟に利用することができるのも大きな特徴です。

詳しい情報や問い合わせは渡辺電機工業株式会社のマーケティング本部へどうぞ。今後もこのシステムに期待が寄せられています。

会社情報

会社名
渡辺電機工業株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前6-16-19
電話番号
03-3400-6141

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